これまでの通貨とは真逆な通貨"eumo"を知る
皆様は、「eumo」という共感コミュニティ通貨をご存じですか?
感度の高いかたはご存じかもしれません。
私は今回初めて知りました。
そして、この共感コミュニティ通貨の考え方が、いまのどこか息苦しい感じに風穴をあけてくれそうな予感がしています。
eumoという通貨の特徴は3つです。
1.コミュニティを軸としその中での通貨であること
2.3ヶ月という期限があること
3.eumoはプラットフォームであり、それを利用して各地域の独自通貨が作れること
公式サイトはこちらです。
私は、先輩の社会保険労務士先生の対談で、この通貨を知りました。
その対談相手は、北海道ニセコで使われているNISEKO eumoの新井さん。
朝日新聞でも取り上げられていますが、もともとはお金をよく知る「投資のプロ」のかたです。
この方のご指摘で、「ああっ」と驚くほど、よりいま流通している貨幣の問題点がつかめました。
以下のような内容です。
1.皆、お金は大切なものだと言われて育ったが、お金がどういうものかはちゃんと教わっていない。
教わらないままに、それぞれがそれぞれの思う「大切さ」で大切にしているから、認識のズレがある
2.いまのお金は、自分で貯めて自分で安心するものになってしまっていて、循環するものから遠ざかっている
3.いまのお金は、関係性を終わらせるためのお金になってしまっている(サービスを受けて支払って終わり、など)
逆に、
・お金をどういうものなのかちゃんと考えて定義を共有する
・自分のために貯めることはできないものにする
・関係を終わらせるのではなく、循環するものにする
のが、この共感コミュニティ通貨です。
いま、周りで、このeumoを使って地域というよりは業界での独自通貨を作りたいというアイデアをもち動いている方々がいます。
お話を聞いて、これはお手伝いできたらとても面白い未来がありそう、と思ったので、まずは関わりを作らせて頂こうかと思っています。
また新たな動きがあったら、こちらでも共有しますね。