学び・学び直し促進のための省庁横断特設ホームページができました
学び直し、リ・スキリングは岸田内閣の「三位一体の労働市場改革」のひとつで、学び直しによる労働移動も含め、国が重点的にすすめていますが、そこにさらなる追い風が吹きそうです。
すでに2022年6月、厚生労働省は「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を策定し公表していましたが、その情報を集約した特設サイトができたのです。
「学び・学び直しガイドライン」は、各都道府県労働局にハローワークを含む厚生労働省はもちろん、経済産業省、文部科学省から、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構まで省庁に横ぐしを刺し、企業担当者や労働者が、学び・学び直しをサポートする制度とワンストップでアクセスできるようにした、画期的なガイドラインでした。
よく聞く「リ・スキリング」というカタカナ言葉ではなく、日本語で言い換えているのも、なるべく多くの人に抵抗感なく利用してほしい、という願いのあらわれかもしれません。
カタカナ言葉はそれはそれで、それでしか表現できない概念があると思いますが、この学び直しについては少しでも多くの人にその気になってもらうことが必要だからです。
今回それが特設サイトとなることにより、「よくあるご質問」が企業向けと労働者本人向けに区分けして整備され、掲載されたり、企業事例の紹介がアップされ、どんどん新しい情報が入ってきそうな気配です。
「公的支援策活用のためのチェックリスト」等の公開も予定されているようで、特に企業担当者にはお役立ちな情報が多くなりそうです。
国からのリ・スキリング推進に、人的資本経営にと、学び直しに悩む企業担当者、私も含む労働者にとって、ひんぱんに訪れたくなるサイトになることを願っています。
この2023年9月には、シンポジウムの開催もあるそうです!