保険料控除申告は保険を見直すチャンス!
本日は出勤。
年末調整のしわ寄せをくっているいつものお仕事を片付けたあと、保険料控除を310件チェックしました。
オフィスには私しかいないので、Voicyをラジオがわりに聞きながら作業。
今日のお供は、購入して聞けていなかった、大河内薫さんと木下斉さんの連載第0弾です。
今を生きる大人、特に40歳以上は必聴だと思います。
こんな重要なことが語られていました。
人口減少にともない、現役世代が高齢者を支える社会保障の構造はもはやなりたたない
社会保障はあてにできず、自分の衣食住レベルの保持は自分で守るしかない、いまや投資は資産家のものではなく自衛の手段
いまは貯金で逃げきれた世代とは全く違う時代、いちはやく切り替えることが必要
ひとりひとりが少しでも資産を増やして全体のお財布が大きくなればその分みんなが恩恵を受けるが、ひとりでもやらない人が増えると、世代みんなの負担となる世の中になる。
身近な4人から、そのことに目覚めさせるべし
対談では、「投資するっていったって、お金がない」と言っている人は、保険と携帯プランを見直せば投資するお金は生み出せる!という話が出ていました。
そんな話を聞いている私の目の前にひろがっていたのは、10枚もの保険料控除証明書がべらべらと貼り付けられている書類の束。
いや、ほんと、そうでしょ、と強く強く思いました。
保険料控除には、上限額があります。
上限額があるということは、国として、保険商品で万が一の準備を自分でした場合に、ここまでは必要経費として認めますよ、ということです。
新制度だと、一般の生命保険料、介護医療保険料、個人年金保険料それぞれ4万円が上限となっていますので、「ここまでは認める」ラインは、それぞれ4万、総額12万ということになります。
家族構成により、必要な保険金額は異なるものです。
たとえば、賃貸に住んでいて、幼年期の子がたくさんいる世帯と、持ち家に住んでいるひとり世帯とは、前者では万が一の備えはそれなりの額必要でしょう。
ですので、「うちに必要な保険金額っていくらくらいなんだろう?」をちゃんと見積もり、その必要最低額をかけていてもなおびらびら大量の保険料控除証明書になっている場合は「あり」です。
ですが、そうではないという人が多いのではないでしょうか?
であれば、いま、どんな保険に入っているのかをまとめて確認できるこのチャンスに、保険料控除の上限額をひとつの目安にして、超えている部分だけでも見直してみませんか?
医療保険の保険料を下げるのが怖い場合で、公的な制度である高額療養費を知らない場合は、まずはこちらを確認してみましょう。
個人年金保険料は、月に1万だから、4万円以内になんて納められない、というかた。
「年金」という言葉はあちこちでみかけますが、国の年金と、民間の個人年金は、全く別の制度です。
国の年金はインフレにそれなりに対応してくれますが、民間の個人年金はというと…
どういう商品なのか、よくよく知って加入している場合はとにかく、不安だから入ったけどよく知らない、という場合は、いくつか資料をみてみることをおすすめします。
私のおすすめは、両学長のYouTubeです。
みんなで、みんなのお財布を少しでもふくらませていきましょう。
私たちそれぞれが、お金に困らない、満足できる生活がずっと送れるようになるために。