危険な銀行のリアル〜銀行は取引先、我が身を守るのは自分
日本で生活する人は全員かならず聴いておくべきだと思うのが、最近の木下斉さんのVoicyの銀行のリアルについての放送です。
対象は、「ヤバい銀行から預金を守れ!」1、2(2はプレミアム)と、スポットで購入できる『捨てられた銀行』著者の共同通信橋本さんとの対談、この3つ。
ここからわかるのは、銀行も、時代が変わり役割が変わって自らを見失っている組織が多いということ。
私たちは、銀行におかたい会社の代名詞のイメージをもっていることが多く、銀行員が身内にいないかぎり、内実までおしはかることはあまりないのではとおもいます。
ですが、この激しい時代の変化に、そういった手堅いイメージのある銀行が柔軟についていけるかと問われたら、ん?と疑問符がつくのではないでしょうか。
ただでさえ変化をストレスに感じる傾向にある日本人のなかでも、銀行にお勤めのかたは、特にそういう人が集まりがちなのではと思います。
そこに、キャッシュレスや新NISAの高波がざぶんとかかるわけですから、銀行も一企業である以上、利益を出すためにはあの手この手を考えざるをえなくなります。
結果、どうなるか。
自分の頭で考えず、銀行を自分の味方のように考えて、銀行のすすめるまま従う人が、痛い目をみてしまうという結果になるのです。
もちろん、理解が難しい仕組債や外貨建ての商品を、相手が理解しているかも確かめないで売ることは、モラルに反する行ないだと思います。
ですが、営業ノルマを課されたりしてそうせざるを得ない状況になったら、どのくらいの人が、そんなことをするくらいなら会社やめます、と言えるでしょうか。
必要なのは、そういう商品をすすめてくる銀行のモラルを問うことよりも、銀行を自分の味方ではなく、取引先と考えて、自分にメリットのある取引かどうかを自分で判断できる人に自分がなる、ということだと思います。
無知を当たり前にひけらかせば、騙してくれと言っているようなものです。
放送では、銀行のリアル店舗には行くな、とネット銀行をすすめています。
ネット銀行で手続きするには、自分で説明書きを読んで入力したりすることが必要なため、ある程度学ばざるをえません。
そういう人が増えていけば、カモにできる人が減るので、放送で触れられていたようなどうしようもない銀行も、こんなやり方ではだめだと別の方向に舵がきれるかもしれません。
自衛することは、相手も守ること。
皆で、学んでいきましょう。
橋本さんの『捨てられた銀行』は4巻まででていて、オーディブル会員ならなんとすべてプラン内で聴けます。
私もこの週末聴きます!
おまけの話①
私自身はそんな高額貯金がないので実体験はありませんが、この放送で、退職金などをもらったタイミングで銀行から営業の電話がかかってくるという話がありました。
自分の口座にそれなりの額があることを銀行側に知られていること、そして、その銀行員が銀行をやめたあとも知り続けていることは本当に恐怖だと想いました。
秘密保持義務は退職後ももちろん続くはずですが、もらしたからといって100%ばれるわけではないのですから…
おまけの話②
いま私がメインバンクにしているのは、デジタルバンクの「みんなの銀行」です。
紹介されて口座開設すれば1000円貰えるというキャンペーンに、開設するだけならローリスクだと開設しました。
利用してみたら、振込手数料、口座出金手数料、貯蓄口座の金利の条件がよく、使い勝手がいいので、いまはプレミアムで便利に利用しています。
その「みんなの銀行」が、11/29から、給与振込口座に指定すれば最大3000円というキャンペーンを始めました。
なんと太っ腹!です。
財政大丈夫なのかな?と思いましたが、この放送を聞いて、無駄を一切合切省けば、このくらいのキャンペーンはできるのかもしれない、とリアルに感じるようになりました。
給与口座に指定、試してみたいと思います。
ちなみに「みんなの銀行」、以下招待コードから口座開設していただけると、1000円、口座開設したあなたも、紹介した私も、貰えます。
よかったら参照してください。
ホントに太っ腹。
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