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スキマバイトの動機さまざま~隙間活用タイプ、経験投資タイプも
パーソル総合研究所から、「スキマバイト/スポットワークに関する定量調査」の結果が公表されました。
全国15~69歳男女85,455人からの回答によると、スキマバイト人口は452万人(簡易推計とのこと)。
6.5%が直近3年以内にスキマバイトを行った経験があり、82.0%は直近1年以内にスキマバイト経験があるとの回答でした。
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最新の総務省労働力調査(2024年12月)によると、就業者数は6811万人。
その6.5%の人数が、3年以内のスキマバイト経験者452万人とほぼイコールなので、簡易統計の数字は妥当なところのようです。
スキマバイト経験者は、20人にひとりという感じでしょうか。
皆さんが思われていたより、多いでしょうか少ないでしょうか?
私は思ったより少ない印象です。
平均すると20人にひとりという数字でも、地域ごとで見ると、都市圏はもっと割合が多いのかもしれません。
次に意外だったのは、スキマバイトを行なった理由です。
1位「隙間の時間を埋めたかった(42.5%)」
2位「娯楽費を稼ぐため(39.0%)」
3位「仕事内容が難しくなさそう(38.2%)」
4位「自由な時間で何かをしたかった(36.4%)」
となっており、報酬よりも隙間の時間を「埋めたい」というニーズのほうが高いとの結果でした。
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これらの調査をもとに、パーソル総合研究所はスキマバイトの動機を以下の5タイプに分けています。
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「空いている隙間の時間を埋める」方法としては、バイト以外にも、趣味など選択肢は多いはず。
そのなかから、バイトを選ぶ理由は何だろう、と気になります。
どうせなら収入につながるほうがよいと思うからなのか、いろいろ経験が積めると思うからなのか。
少なくとも、以下の「スキマバイトの困りごと」には「職場の従業員の態度が冷たい」があるので、人間関係を広げたいからという理由でスキマバイトをする人は少ないかもしれません。
実際のところ、どんな理由が多いのでしょうか。
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1年以内にスキマバイトを行っていない者に、今後スキマバイトを行いたいかと意向を尋ねたところ、5人にひとり、21.8%が「スキマバイトを行いたい」と感じている、という調査結果もありました。
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どのような理由でスキマバイトをしてみたいと思う人が多いのかも気になるところです。
実は、私自身も今年はどこかでスキマバイトをしてみようと思っています。
私の場合は、「いろいろな仕事/現場が経験できる」のが理由です。
自分がそう思っているから、世の中の人の動機が気になるのかもしれません。
実現したらまたここでご報告したいと思っています。