確定申告間近!寄付と税金とふるさと納税
年末調整もひと段落、確定申告の足音がだんだん近づいてきています。
(12/31までのお給料を1月に払う会社は、まだまだ年末調整の季節かもしれません!)
確定申告?2/16からじゃなかったっけ?というかた。
確かに税務署の窓口での相談や申告書の受付は2/16からですが、e-Taxでは1/4から受付してくれるのです。
材料さえそろえば、1/7-9の三連休でおこなうことも可能です。
その材料は、会社員のかたは会社で発行される源泉徴収票のほか、医療費控除、寄附金控除、雑損控除など、どういう申告をしたいひとかで違いますので、ご確認を。
今回は、確定申告で行なう人も多い寄附金控除とふるさと納税は、おさめる税金と同じ方向をむいている仕組みだというお話をします。
どうして寄付が税金を減らすための控除の対象になっているかというと、寄付と税金は、富の再分配という同じ目的を持っているからなのです。
税金が強制的な再分配なのに対して、寄付は自主的な再分配。
自主的に再分配してくれているなら、そのぶん税金は対象外にしましょう、という仕組みなのです。
そういう意味では、ふるさと納税も意味合いは似ています。
他の自治体へ自主的に富を再分配するなら、ほぼそれに値するぶんは、自分の自治体へは納めなくていいですよ、ということです。
どちらにしても自分で得た収入を再分配するなら、自分が問題だと思っている課題にとりくんでくれている組織、たとえば世界の子供の貧困とたたかうUNICEFや難民をたすけるUNHCRへ寄付することもいい方法なのではと思います。