私を構成する、愛すべき存在【牛タン定食、盛岡冷麺、キムチ納豆ラーメン】
「あなたとの出会いは奇跡で、あなたがいるから私がいる。
あなたがいない世界なんて、本当の私じゃないの。」
私は好物に対して本気でそう思っています。
東北生まれ、東北育ち、東京で修行中の私。
普段は慌ただしい都会の中に身を置いていますが、
長期休暇の際に仙台、盛岡に帰省します。
帰省の際に家族や友達に会うのは一番の喜び。
そして更なる喜びは地元でしか体感できない「味」との再会。
中には東京に出店しているお店もあるけれど、やっぱり本場は違う、何かが。
・・・という事で先週の帰省で味わってきた「これを食べなきゃ帰省と言えない!」と思い込んでる好物達を好き勝手にまとめていきます。
(母のお手製編もいつかちゃんとやろう・・・)
①牛タン定食(旨味太助)
仙台の牛タン定食と言えば、「利休」「伊達の牛タン」を始め、様々有名店があります。
我が家では祖父の遠い親戚がお店をやっているので、「旨味太助」が恒例。
冬は光のページェントで有名な定禅寺通りからすぐのお店です。
ちなみに、牛タン定食の発祥は太助、との事。
www.gyutown.com/about/history.htm
この記事のタイトルに貼った画像が太助の牛タンです。
おいしそうでしょう。私も今すぐかぶりつきたいものです。
私が牛タン狂いになったのは社会人になってからなので数年おきに仙台に帰った際に寄る、という形です。
せっかく、仙台で学生時代を過ごしていたのになんで食べてこなかったんだろう、と非常に後悔・・・
現在は1、2ヶ月に1度池袋の利休に通っています。
目の前で炭火焼きされた牛タンがテーブルに運ばれるまでの高揚感は誰にも邪魔されたくない。
やわらかジューシーで、白菜の漬物も南蛮漬けも欠かせない。
テールスープのネギがこれまたしゃきしゃきしてうっとりするのです
しかしながら利休の牛タンにも叶わない・・・
頻繁には行けないけど次の機会が待ち遠しいです。
②盛岡冷麺(大同苑)
私は「ぴょんぴょん舎」押しだけど今回は盛岡カワトクお向かいにある大同苑へ。
盛岡冷麺の良さは、麺のもちもち感、スープの旨味だと思う。
辛みが無いままのスープも味わいたいのでいつも別辛を注文。
透き通ったこのスープは毎日味わいたい。なんなら水筒に入れて常備したい。
盛岡冷麺狂いの私は、銀座のぴょんぴょん舎へも2ヶ月に1度は通います。
そして私が世の中の人にもっとその素晴らしさを伝えたい隠れた名品。
それは「温麺」。
「冷麺」はおそらく一度は口にした事があると思いますが、地元盛岡の人と焼き肉に行くと一人は必ず「温麺」を注文している。
帰省した際に友達が頼んたのをきっかけに存在を知りました。
温麺は冷麺に比べると知名度はぐっと下がります。
しかしながら温麺は冷麺のあの弾力のある麺を、暖かいスープで味わう事ができるのです。
スープのお味も冷麺と温麺で良さが違うのがこれまたをかし。
③キムチ納豆ラーメン(柳家)
お願いだから東京にも出店してくれ。
「キムチ納豆ラーメンを食べずして盛岡に帰ってきたと言えるのだろうか(いや言えない)」
私が10代の頃からファンで、実は仙台駅の東口にも出店している柳家さんです。
このラーメン、納豆がゴロゴロ入っているわけではないのがおもしろい所。
納豆の良さは分かっているんだけど食感などが苦手なの。。。という方にもおすすめです。
キムチと納豆のうまみのハーモニーをぜひ担当していただきたい。
おもしろいのが、メニュー。
「岩手山」「盛岡城」と岩手の土地ならではの物から、盛岡駅店では「はやぶさ」「こまち」などの新幹線の名称、そして仙台店では「青葉城」「荒吐」など・・・をかしなメニューばかり。
全制覇したいと思いつつ、頼むものはいつも固定のものとなるのが私なのです。
ちなみ柳家さんは麺の原料にもこだわっていて、農場を所有し小麦は自家栽培しているとの事。
以上が今回の帰省で味わった好物達です。
・仕事でうまくいかない時
・恋愛で思いなやんでいる時
・友達との定期的な近況報告
そんな時に大好きな好物を口にすると、活力がもらえる。
おいしい物があると話も弾みます。
今後おいしい食べ物のために励みましょう。