原稿が暗礁に乗り上げるとき
この1週間くらい、何が原因かわからないけれど、原稿が暗礁に乗り上げてすすみません。気晴らしにゲームをしても気持ちが焦ってうまくできません。
納期はまだ先だけれど、どうしよう。このまま暗礁に乗り上げっぱなしだと、他の原稿が間に合わなくなります。
暗礁に乗り上げるというのは、何かに引っかかって書けなくなっている状態です。何に引っかかっているのかをはっきりさせなくてはなりません。ぼんやりした頭はそこを突っ込むのが嫌で、「ちょっと休もう。何か思いつくかもしれないし」とすぐ逃げてしまいます。
リサーチして自分なりに咀嚼する段階でうまくつながらなくて、情報が散らかってしまうような気がしています。原因がわからないから、情報が足りないのか読み方が悪いのかわからない。
時間ばかりがどんどん過ぎてゆきます。
きっと、この壁を乗り越えると次の展開が見えてくるのではないかと思うのですが…。Webライターの仕事は「リサーチして書く」が基本で、日本語ができれば誰でもできると言われています。
この壁を乗り越えられるかどうかがWebライターを続けられるかどうかの分かれ道なのかもしれません。
これくらいのことで「自分はライターに向いていない」とあきらめる必要はないと思っています。どんな仕事でも続ければ何とかなるものでしょう。
「リサーチして書く」という仕事は慣れてくればある程度は作業になり、考え続けなくてもよくなるのだと思います。そうでなければ文字単価1円とか2円では成り立ちません。
でも、作業になってしまうとそこからは成長できないとも思います。だから、今、暗礁に乗り上げたらそれも自分のためだと思って、もっとリサーチするべきでしょう。リサーチに時間をかけて、しっかり自分のものにできるように努めたいと思います。
文章力はあるときふいに伸びるものだそうです。ライターとしての総合力も同じだと思います。ある日気づいたらうまくなっていたということがあると。
そう願いたいですね。あきらめるにはまだ早い、と。