暖房費が十分の一になった話
冬の暖房費がバカにならないのは、北海道に住んでいる人ならわかっていただけると思います。
その暖房費が、3回目の冬で十分の一になったお話をしたいと思います。
私は2年前から郷里の北海道に戻ってきました。この冬で3度目の冬です。
一昨年はマンションに備え付けのガス暖房をフルに使用していたら、最も寒い1月はガス代が5万円になってしまいました。
この金額にはキッチンと風呂のガスも含まれます。
夏場のガス代は10,000くらいでしたから暖房費としては40,000円です。
メーターが壊れているのかと思いました。
管理人さんに相談してみたら、プロパンは高いとのことです。他の住人の方も「40,000円超えた」と仰っていたので、メーターが壊れているわけではありませんでした。ガス会社の人に「ぼったくりですよね!」と言ってしまってすみません。
1月が40,000円ということはその前後の12月、2月は2~3万かかることになります。現に12月は25,000円、2月は35,000円でした。
北海道のことですから、11月や3月も日によって暖房は必須です。
合計すると、一冬の暖房費は
約10万円超え
これでは、このままガス暖房を使い続けることはできません。
それで、去年は灯油ストーブにしてみました。
小さなストーブを購入して、廊下や寝室へ温かみが流れないように閉め切って。でも、一酸化中毒はこわいので、キッチンの換気扇は廻しっぱなしです。
すると、最も寒い月の灯油代は12,000円。一冬の灯油代は30,000円に抑えることができました。灯油ストーブにかえて大成功です。
今年はそれにプラスして、2つの理由で暖房費をさらに抑えることができました。
①ひとつめ。
去年の春ころに届いた足もと用パネルヒーター。消費電力が少なくて済むというので、使ってみました。
あまり期待していなかったのですが、これが良かったです!!
バスタオルでも毛布でもよいのですが、覆いをかけると、一人用の炬燵に入っているようなものです。ストーブよりも暖かい!これは大発見でした。
②ふたつめ。
去年から始めたホットヨガの効果がたぶん出ています。身体が暖かいのです。これは思ってもみなかった効果です。体の芯からくる冷えた感じがなくなっていました。1月でも灯油ストーブを全く使わない日もあるくらいです。
その結果、1月半ばの現在、石油ストーブはまだ3,500円分くらいの灯油しか使っていません。一月ではなく今年のシーズン初めから通してです。
すごいでしょ。
あり得ないくらいすごいです。
この分だと一冬の暖房費はパネルヒーターの電気代を含めて、1万円くらいですんでしまうかもしれません。
なんというびっくり。
まあでも、木造の一軒家だとそういうわけにはいかないですね。鉄筋コンクリートのマンションだからできたことです。
また、一人暮らしで部屋全体を温める必要がないから節約できた面もあります。
とはいえ、暖房費を一昨年の10分の1まで落とせるとは、思っていませんでした。やり方はあるものですね。