【FF14】暁月で「零式と極はもうやらない」と引退宣言をしていたはずの50代のおばちゃんがうっかり過去絶の絶アルテマに行ってしまったお話。
タイトルの通りで、絶アルテマに行ってきてしまいました。
※こちらは攻略記事ではありません。
タナカが固定メンバーに徹底的な介護をされ、BBAおばちゃんなのに所謂「姫プ」をしてもらったお話です。
・経緯
以前、記事にした、Lv80青魔道士でのモルボルチャレンジ
この時に集まったメンツに
5絶済が5人いた。
ねえ。これ、レベルキャップ解放で実質緩和の青魔のモルチャレだよね?現行のハイエンドに行こうとしてるわけじゃないよね?
そんな中での青魔モルボルチャレンジでした。
余談ですが、昭和生まれが2人で残り6人が平成生まれ。
若者の眩しさに肩身が狭かったです(嘘
この時に、応募で来てくれたメンバーの1人が5絶済の面々に触発されて「過去絶のチャレンジをしてみたい!」と熱望するようになり、メンバー達が
「今なら凪だし過去絶の中では相当簡単になってると言われてる絶アルテマなら行ってもいいっすよー」とか
「レンジでいいなら行きますよ~」とか
「タナカが行くなら行ってもいいよ~」とか
うん。この「タナカが行くなら行ってもいいよ~」
これがね、よろしくないワードだった。
もう零式と極の引退宣言したんだよ!絶なんて無理だよ!脳の記憶領域もフロッピーレベルで少ないし、え?フロッピーを知らない??
脳からの読み込みも遅いし、脳から指先までの反応速度もISDNレベルで凄まじく遅いし、え?ISDNを知らない?ふぁー!
とにかく下手で済まされないレベルだから!と訴えたんだけど、周りの「大丈夫、大丈夫」「こっちでフォローするとこはするし」「転がってても起きてて欲しいとこだけ起きててくれれば」などと、タナカというデバフ、なんならギミックが1つ増えることに盛り上がる面々。新しいおもちゃを見つけたかのようなノリ。
その好奇心とやる気は称賛ですが、おばちゃんに使用しなくていいです。
絶アルテマに対するタナカの思いが強すぎた。
そう。行くと踏み切った理由がこれなのかもしれない。
メインストーリーで目の当たりにしたアルテマで特に後半のBGMがタナカに激しく刺さり、真アルテマとして実装されたギミックとBGMがとにかく大好きだった。
実装日から通い続けギミック解析をしながら攻略をしていった場所。
当時は、今のように攻略配信者はおらず、攻略説明動画が早々に出ることもなく、ブログで攻略記事を書いてくれる方が数人いた程度だったので、実装日から数日は自分たちでなんとかするのが主流。
そして、何よりもBGMがとにかく好きすぎて、ドロップするアクセを全ロール分持っていても、クリア者での周回だろうがクリ目や練習のPT募集にもばんばん入って通ってた。あの曲が聞きたいがためにです。
祖堅正慶様、最高の曲たちを生み出し続けてくれてありがとう。
そんな中で、絶シリーズの第2弾として絶アルテマが実装されたわけです。
まじですか!?タナカの好きな曲がまた聞けちゃうんですか!?
配信者のプレイをリアタイで視聴。ガルーダフェーズ、イフリートフェーズ、タイタンフェーズからの~~~~アルテマーーーーーーー!!!
しかも全てに曲のアレンジが来てる。更に壮大になってる。
タナカのプレイスキルでは無理だと判断していた絶コンテンツだけども
「クリアできなくてもいいんだよね。ただ、あのアルテマとアルテマの曲を自分のモニターで拝んでみたい」
と、当時VCをしてたフレ達によく話をしていた。
零式や極、絶もやっていたフレ達が真剣にタナカをそこに到達させるためにはどうすればいいかを考えてくれた程には熱望していた。
ちなみに、タナカをアルテマフェーズに連れていくだけならという会話の中で「まずガルでタナカさんに外周で死んでもらって」とか、「MTならジェイルやらなくていいからタコだけMTでスイッチか?」とか、タナカというギミック攻略で、あらゆる可能性を考えてくれたその時のフレ達には今でも感謝しかない。実際には叶わなかったけど、ホントに感謝してる。
・タナカというギミックとデバフをどう処理するかの相談
もうこの論点が出る時点で何かおかしいんだけども。
まず、どのジョブでタナカが行くのが
・ワイプ案件を最小限に抑えられて
・アルテマフェーズでのアルテマエーテルを増やさないために転がらない転がせないをするには
の、話し合いが行われる。
導き出された答えは「ST」。ナイトです。
タナカのジョブはナイトになりました。
ガルフェーズとイフフェーズ開幕のMT、アルテマフェーズの何ヶ所かとスイッチ部分をとにかく頑張れと励まされ続けました。タコフェーズでのスイッチすらしません。タコのちゃぶ台2回目にランパ付きのインタベを投げるだけです。
本来、このタコのちゃぶ台2回目でバフを使って、かばう予定でしたが、数回かばい忘れインタベを投げてしまっていて、ずっとミスってる自分に納得がいかず「2回目かばう2回目かばう」と言い聞かせ、何トライ目かに遂に「かばう」を成功させたところ、突然のかばうというタナカの奇行に対し、「かばう!?」と、ヒラにめちゃくちゃ驚かれ「かばわなくていいよ、MTにはちゃんとバリア盛ってるからね」と言われてインタベに戻るくらいには、タナカのかばうは使わないものと認識されていました。
タナカ、介護されすぎ。
スキル回しをミスってもいい、火力は他でなんとかするから。
要所で使うパッセやヴェール、インビンはしてね。
バフは痛いとこには使ってね。常にどこかにタナカには失敗があるというのが前提にあって、伝えられたことのみを遂行するだけのSTタナカ。
リプライザルもね、最初にMTと相談せずでちょいちょい被ってしまってたんですが、気づいたらMTが全部ずらしてくれてました。
タナカ、とんでもないやつですね。
励ますどころか必要最低限の要求だけってのが、明らかに当人たちのやってきた絶アルテマとは違うプレイをしていくという新しくチャレンジするコンテンツ化している。
タナカは彼らをハイエンド介護のプロフェッショナル認定をしていかねばと心に強く誓いました。
青魔固定時の6人とタナカを加えた7人なので、もう1人…となって、タナカが信頼してる5絶済フレにお声掛けをしたら快諾いただき、5絶済が6人となりました。もう、頼もしいしかないね。ありがたい。
行くことに腹は括った!足を引っ張らないように頑張るよ!たぶん!
昭和生まれのタナカと若者達とで行く絶アルテマだー!
子供7人に観光地に連れて行かれて親孝行される母親みたいだー!
こんなにタナカをなんとかすることに力を注いでるというのに、5絶済みの6人中5人は「あみだくじ」でジョブを決めていた。
本当にそれでいいのかい?まじで?君たちなんなの?
活動を開始して数時間、クリア済み6人の手厚く激しいフォローもあってアルテマフェーズに辿り着く。自分のモニターでアルテマを目の前で見て、大好きな曲を聴けたというこの感動はきっとずっと忘れないと思う。
もう満足だ。タナカは満足した。
「アルテマフェーズに来たら、泣いて何もできずに転がる思う」
先に宣言はしていたんだけど、返事は「起こすから別にいいよ」
まんまと転がりましたけどね!!
動画を繰り返し見てイメトレしてても実際にプレイすると別物なんだよね。
百聞は一見に如かず。ならぬ、百視聴は一トライに如かず。
攻略の中で必要シーンにパッセやインビンを使うと
「ナイスパッセ!」
「ナイスインビン!」
「あ、次で挑発ですー」「はいOKですー取り返しましたー」
スイッチができるだけで「ナイスぅ!」
こんな固定、他にきっとないと思った。
過剰なまでの褒め。もはや、褒め殺し。
イフ突進で当たってても死なないST。さすタンク。
3連重みを踏んで転がるべき場でHP32を残して転がらないST。
重みを捨てながらホリスピを打って外周に突っ込み転がるST。
コール先と反対方向に走り出すST。コールとマーカーとは。
自分で書いてて、ひどいなって改めて思う。
そして、時間切れたこ焼きフェーズも観た。
「タナカ、アルテマフェーズ観たからもう満足なんだけど?」
「それは許されない。クリアはしてもらうよ」
これだけは許されなかった!
活動開始から時間にして10時間。
まさか、自分が絶コンテンツをクリアできると思っていませんでした。
一緒に行ってくれた7人のメンバーに
心からのありがとうを伝えたい!
ありがとうございました!!
もう零式も極もやらぬと宣言した50代のおばちゃんが、7人のフレ達にフォローされ、無駄に褒め散らかされながらクリアに導かれた絶アルテマのお話でした。読んでくださった方もありがとう。