北欧の悪鬼 ~天下一マズい菓子・サルミアッキ~
いろいろと間違ったものを食べてきました。
名古屋の霊峰と呼ばれる「喫茶マウンテン」のゲテモノ甘口スパゲティはことごとく完食できました。
先日食べたコーヒーラーメンも楽勝で食べられました。
新婚旅行でサソリやらカイコのサナギやらを食べましたが、平気でした。
僕はいつの間にか、「別にマズいものぐらい食える」と過信していました。
真の悪鬼、北欧はフィンランドからやってきた!!
こんなものまで売っているAmazonすげえwww
~以下Wikipediaより転載~
サルミアッキ(フィンランド語: salmiakki)は、塩化アンモニウムとリコリス(甘草の一種)による菓子である。その他の食品や飲料の味付けとしても使用される。
塩化アンモニウムによる強い塩味とアンモニア臭があるのが、通常のリコリス菓子と違う特徴である。色は通常のリコリス同様、黒に近い暗褐色である。
~ここまで転載~
リコリス → わかる(私はリコリス菓子が普通に食べられます)
甘草 → わかる
塩化アンモニウム → ファッ?!
ど う し て 食 べ 物 に ア ン モ ニ ア を 入 れ る
ぶっちゃけトイレの匂いですよ、それ! 覚悟のススメなら怒られますから!
箱の裏を見てみる。
リコリス・塩化アンモニウム……マジでした。
まあ、まさか本当にそんな便所みたいな菓子があるはずがない。フィンランド人だって人間だ、人はいつか分かり合える。
箱の中がなんだか佃煮みたいな匂いがする!
塩化アンモニウムの「塩分」臭だ、これは!
しかも菱形のお菓子のはずなんだが、その形と匂いも相まって、まるでヒジキでもばら撒いたようにしか見えない。
でもこれは食べ物だ。フィンランド人は皆喜んで食べているらしい。
日本-フィンランド友好の証に、私は食べる!!
イメージBGM フィンランディア(byシベリウス)
即時フィンランドとの国交を破棄せよ!!!
マズい!!!
なんだよこの味は!!!
最初からとにかくしょっぱい。まさに佃煮みたいにしょっぱい。
菓子が溶け始める(グミみたいな感じ)と、徐々に香草の匂いが広がる。
例えて言えば
タイヤを刻んでパセリと和えたような食感
しかもしょっぱい!!
そして何故か分からないが、舌が痺れる。
子供の頃間違えてママレモンを一気飲みした時と同じ感じがする。
胃がムカムカし始める。口の中に石鹸味が広がる。
牛乳石鹸の方がまだ牛乳が入ってる分だけ美味いわ!!
(注:入ってません)
★緊急特別企画:ラーマ奥様インタビュー(ウソ)★
押阪忍です。これが何のパロディか分かったあなたは立派なオッサンかオバサン。さっそくうちの会社の同僚に食べさせてみました。
Aさん:オッサンの顔を舐めた味!
Bさん:マスクの中にアンモニア臭がエンドレスで残る!
Cさん:お茶飲んでも味が消えない!
Dさん:タイヤを油でいためて塩をかけた味だ!
Eさん:輪ゴム食ってる方がマシだ!
Fさん:夜勤中でもマズくて目が覚める!
Hさん:食った後のツバすらマズい!!
……以上、大絶賛の嵐でした。
そんな訳でフィンランドの恐怖、サルミアッキ。世界一マズいお菓子との評判は伊達じゃない!
箱から漂う塩分臭。ああ、フィンランディアの夜明けは遠い。
「競馬最強の法則」にて血統理論記事を短期連載しておりました。血統の世界は日々世代を変えてゆくものだけに、常に新しい視点で旧来のやり方にとらわれない発想をお伝えしたいと思います。