首相要請の後の中学校

首相の休校要請があったのは木曜日。その次の日はまだ市教委の判断待ちで朝の段階では何も管理職からの報告はなかった。ようやく方針が決まったのは昼前で、昼休みの時間に職員打ち合わせを設けた。そこで知らされたのは、火曜日から13日間の全市一斉休校。

すぐさま学年主任を中心にその日の日課の見直しをし、連絡事項をまとめた。生徒には一斉放送で内容を伝える。生徒の反応は様々で、学校を休めて嬉しいという子もいれば、友達と会えないのは辛いという子も。

市教委の判断は、春休みの前倒しではなく、休校期間が終わったら3日間の登校日がある。そのため、「このクラスもこれで解散だね」という寂しさもなく、連絡を伝える。とにかく元気に過ごして欲しいという旨の気持ちも伝えた。

月曜は午前は通常授業をやったが、午後は学活で教室を片付けたり、学年集会を開いたりした。集会では、各教科から課題について連絡をした。やるべき内容が終わらなくても先の内容を自分でやっておけ、とはできない。とにかく復習の指示を出した。

休みの生徒にも文書やプリントを渡しに家庭訪問へ行く。とにかくバタバタの月曜日だった。

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