恐れていたことが容赦なくやってきた②
今日は愛犬の月命日。
あの日から2ヶ月が経ったようだ
あの子が2ヶ月もいないなんて全くもって
思えていない
今でももふと
いつもの場所にいるように思える
でもすぐに我にかえってしまい
胸が締め付けられる
ほぼ毎日 泣いている
この子も突然亡くなった
14歳8ヶ月
どんなに可愛くても幼く見えても
老犬には違いなく
様々な疾患を抱えていて
主治医の先生と共に上手にそれぞれと向き合っていたつもりだった
年齢も年齢なので犬の寿命という根本的なものもあるので
いつかは‥
とそれなりの覚悟はどこかではしていた
けれど
その日は突然やってきた‥
2ヶ月前のその前日、少しいつもより呼吸が荒かったので大事をとって入院する事にした
次の日、お母さん(私のこと)の都合のいい時間に迎えに来てあげてください
と
本当にそんな感じの入院だった‥
これから介護は必至だし
家に置く酸素室のレンタルも2日後の予約診察の時に主治医に相談しようと思っていた
その日も家より病院の方が安心だからと
可哀想に決まってるけど
明日迎えに来るからねと
よろしくお願いしますと
我が子を預けた。
その早朝携帯が鳴った
5:50分だった
病院の名前
こんな時間にかかってくるのはそれしかない
電話口は
息づかいの荒いその日が宿直だった院長先生
発せられた言葉は
5:30に見にいったら心臓が止まってました
‥‥
忘れもしないこの残酷な言葉。
主人の時もそうだった
救急隊員からのその言葉は
残念ですが、亡くなっておられました
あの時と同じ‥
でもね
それらは単なる言語にしか聞こえないの
突然のそれは
心なのか頭なのか何かが機能しなくなるんだと思う
そうなんですね
今から行きます
とまたも私は淡々と病院へ向かった
(続く)
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