秋分!煩悩の此岸から悟りの彼岸へ
2018年9月23日。本日、秋分!
昼と夜の長さが同じになります。
秋分前後にお墓参りに行くことをお彼岸といいます。
おのころ心平「ココロとカラダの交差点」
それは、昼=陽=現象界=目に見える
と
夜=陰=潜象界=目に見えない
とがちょうど拮抗するために、
此岸(しがん)=こちらの岸=この世と
彼岸(ひがん)=あちらの岸=あの世の
風通しがよくなる、という意味があるからだそうです。
お彼岸とは、あちらの岸に思いを馳せること。
あちらにいるご先祖さまへの思いを伝え、また受け取ること。
目に見えるこちらと目には見えないあちら。
今朝、般若心経を唱えてみました☆
羯諦(ぎゃてい)
羯諦(ぎゃてい)
波羅羯諦(はらぎゃてい)
波羅僧羯諦(はらそうぎゃてい)
菩提薩婆華訶(ぼじそわか)
般若心経の最後に唱える、核となるこの部分。
「往け、往け彼岸へ」
煩悩の此岸から、悟りの彼岸へ。
彼岸と此岸。
相手のいる向こう岸に橋をかける、という作業は、自分自身の固まった思考と行動を手放し、自身を浄化する、ということに他なりません。
重い荷物を手放して、向こう岸へ行かなければならないのは、
こちら側にいる自分自身かもしれませんね。