#推し活スキャン のすすめ
全国10000000千万人のらぷりすのみなさん。
こんばんは。一般通過らぷりすです。
この記事は「La prière Advent Calendar 2023 」の11日目の記事です。
推し活してる?
最近、推し活という言葉が世間で流行っていますが、みなさんは推し活していますか?
ライブに行く、配信をリアルタイム/アーカイブで見る、曲を聞く、CDやグッツを買う、ファンアート描く、痛バッグを作る、ぬいやアクスタと旅をする…など挙げていくときりがないほど”推し活”という言葉の範囲は広いです。
この記事を読んでいる多くの方は何らかの形で推し活をしていると思いますが、今日はまだあまりメジャーではない推し活の概念を布教します。布教されてくれ。
推しをスキャンしよう!
今日布教する推し活は #推し活スキャン です。
言葉で言われてもわかりにくいですが、↓みたいなやつです。
これは、2023年6月11日に開催された「棗いつき1st LIVE "SEEK for MYSELF」"の際に展示されていたフラワースタンドを3Dスキャンしてデジタルデータとして記録したものです。
つまり、推し活スキャンとは、
推しに関連するものをデジタルデータとしてスキャン(記録する)活動
のことです。
今日はなぜ推し活スキャンをするといいのか、どうやったらスキャンできるのかの2つについてまとめていきます。
この記事を読むことでこんな感じのことができるようになります。最後まで読んでね。
なぜ推し活スキャンをするといいのか
理由1:スマホだけでスキャンできる
スキャンしよう!といわれても難しいとか、いやいやお高い機材がいるんでしょ?と思う方も多いと思います。
大丈夫です。スマホ一つあればOKです。
↑の3つの動画は全てスマホ一つで作成しています。
もう、やろう。いますぐやろう。
理由2:どこにでも連れていける
当たり前ですが、スキャンをするとデータになります。このデータをスマホに入れておけばどこにでもスキャンしたものを連れていくことができます。
また、スキャンしたものスマホで簡単にARで配置して写真を撮ることもできます。
たとえば、ぬいぐるみを旅に連れていくときに、無くしたらどうしよう…汚れたらどうしよう…他の人の目が痛い…たくさん連れていきたいけど荷物的に無理…ぬいぐるみのサイズがでかすぎて無理…など様々なハードルを乗り越える必要があります。
こういった際に、スキャンしたデータを持っていくことで、ある程度ハードルを下げることができます。
もちろん物理ぬいはぬいの良さがあるので完全な代替になるとは思いませんが、様々な点でデータを持っておくと便利な場面があります。
最推しは物理ぬいで持っていて衣装差分やほかの子はデータで持っていける
出先で「あー!あのぬいを持って来ればよかった…」「このシチュエーションならあのぬいの方があう…」といった場面でスッっと好きなデータを出せる
物理的に置くと怒られるくそデカぬいぐるみや等身大パネルを聖地の好きなところに設置して写真撮影できる
※データとはいえまじで怒られが発生しそうな場所に設置して写真や動画を撮るのはやめよう!(公式誤認や公式に問い合わせや連絡がいくような写真や動画はやめよう)
理由3:手放す前にデータを残す
きっとこれを読んでいるあなたは、数多のジャンルを通ってきて、きっとグッツを断腸の思いで手放した経験が一度や二度はあると思います。
実家から一人暮らしになったり、人生の進捗(同棲/結婚)があったとき、生活に困窮してどうしようもなくなってしまったとき、理由は様々だと思いますがきっとそういう経験があると思います。
クリエイターの方であれば、自分で制作したグッツや同人誌の在庫などのイメージでもOKです。
そういったときに、写真を撮ったりする機会はあると思いますが、写真に写っていない裏面や側面ってどうだったっけ…?となりがちだったり、記憶が曖昧で何を持っていたから分からなくなったりすることもあると思います。
そんなときこそ、スキャンしてデータで残すしかない!残そう。
(無限本棚欲しいよね。)
理由4:インターネットにデータとして刻める
ライブやイベントなどの記憶や記録を思い返したり、一定時間経ったあとにインターネットで情報を探すと意外と詳細を調べるのが難しかったりします。
たとえば、10年前放映していたちょっとアニメのポップアップショップやイベントの様子を調べようとすると写真が一枚出てこないなんてことはざらにあります。
10年前はインターネットそんな流行ってないし最近なら余裕でしょ…と思う方もいるかもしれませんが、逆に最近になればなるほどSNS時代に移行したことでそういうちょっとした記録を探したり残すのがめちゃくちゃ難しくなっています。
10年前だと毎日見たアニメの感想やイベントや聖地巡礼で撮影した写真を自分のブログにまとめている人も結構いましたが、年々そういう人も少なくなっています。(SNSにだけは上がってる感じ)
3年後、5年後、10年後に自分が好きなコンテンツを好きになるオタクのために気軽にスキャンしてデータとして残してインターネットの歴史に推しコンテンツを刻みこもう。
たとえば、La prièreで考えてみても、今日La prièreを好きになった人が物理版CDをに手に入れようと思ってもなかなか簡単に買うことはできない。
もちろん、中身のリーフレットとかは購入した人の特権だけど表面の装飾や裏面、側面とかどうだったのかの情報はスキャンして残すことができる。
私はLa prière 1st ONEMAN LIVE「Three piece!!!」の直前くらいからのオタクなので、池袋の駅広告は写真でしか見たことがない。こういうときに空間ごとスキャンしてあれば後から好きになったオタクに布教したり見せたりできるのに…という気持ちになっている。
理由5:ものだけじゃなくて空間もスキャンできる
理由3でも少し触れたが、グッツやCDだけではなく空間ごと記録することができるので、たとえば、ポップショップ全体やコラボカフェ、建物、わりとデカいものをスマホ一つで記録できる時代になっている。
実際にスキャンしてみよう!
ここまで読んでくれたあなたはきっと、ちょっとスキャンしてみたくなってきたかも!と思っていることに違いない。思え。
何のアプリがいいの?
実は、いまスマホで3Dスキャン戦国時代が起きていてスマホだけでスキャンできるアプリがたくさん存在しています。
↓は半年前の資料なので結構android版もリリースされてます。
絶対これ!というおすすめはないですが、私は推し活系には「LumaAI」を使っています。無料でとにかく気軽に綺麗にスキャンできます。
※回し者でもPR案件でもない
※小物はあんまり得意じゃないかも
では、実際にLumaAIを使って撮影していきます。
ものを撮るモードと壁や空間などを撮るモード、動画をアップロードがありますが、ものモードと空間モードを順番に試していきます。
共通
インストールして会員登録(Googleアカウントでログインできる)、アプリ起動するとホール画面が出ます。
画面下中央のボタンをタップ。
空間モード(SCENE)
空間とついてますが小物もいけます。自由視点で撮影できるモードです。外で撮影するときはこのモード使っています。フラスタもこのモード。
使い方は簡単。赤い撮影ボタンを押したら、撮影対象をいろんな角度から撮影するだけ。
右にいったり。左にいったりする。移動すると空間に青い枠が浮かんぶようになる。この浮かんでいる枠が多いほどスキャンモデルが綺麗になる。
右上の「Finish」が押せるようになったら必要最低限の枚数が撮影されたので、ボタンを押す。
ものモード(OBJECT)
撮影画面に移行。今回は「OBJECT」を選択。
撮影対象を写して、画面をタップ。その後撮影対象の周りを軽くぐるぐる回る。
ボックスがでるので、拡大縮小して対象物が収まるようにする。
OKだったら、「Confirm」を押す。
その後、撮影対象の周りを3周ぐるぐる回れと指示がでるので、回る。
撮影完了すると、アップロードするかの選択肢が出るのでアップロードする。
共通アップロード
アップロードするときに、プライベートとパブリックを選べるので内容によっては設定を気を付ける。
あとは、アップロードと処理が終わるまで待つ。
ウェブサイトのダッシュボードからも見れるよ。
処理が終わったら「Reshoot」をタップ。
「Shoot AR」をタップでARモードに入れます。
スキャンしたら…モデルのスクリーンショットや動画、ARで配置して撮影した写真とかをTwitterなどで発信しよう!
#推し活スキャン のハッシュタグをつけてくれるといいねしにいきます。
気を付けること
技術の進歩でこういったものが気軽にできるようになりましたが、形状自体に権利がかかっているもののスキャンは気を付けましょう。
例:フィギュアや美術品など
フィギュア関係のWFというイベントではフィギュアの盗作として何度も問題になっています。
コンテンツ業界全体を見てもまだ認識が浸透していないため、イベントなどで動画や写真についてはOK/NG表記されていますが、スキャンについてはまだ注意書きが書かれていないことが多いです。
等身大フィギュア系や購入したフィギュアもかなりグレーゾーンなので、あくまでも個人の範囲と考えてモラルをもって楽しみましょう。
最後に
若干La prièreから内容が逸れましたが、簡単にできるのでみなさんも推し活スキャンに挑戦してみてください!
フラスタやぬいだけではなく、料理や建物(引っ越しの部屋探しとか)、子供の身長記録、日常の中にある色んなものをスキャンすると楽しいのでぜひ。
(vtuberとかIPホルダーの方は、現実のフラスタをスキャンして後日3Dライブとかにデータとして設置してファンに感謝を伝えるみたいなムーブもできるよ。)
よい推し活スキャンライフを。
P.S
たむ2ndワンマン、なくちゃ1stワンマン、らぷりツアー東京、全公演参戦予定なので、会場のフラスタ前で怪レい動きをしているオタクがいたらそれは私かもしれない。誰が綺麗にスキャンできるか勝負しよう。