【原神】重雲くんの育成理論、ないんだけど? (2021/05/05更新版)
オタクくん原神やってる? 僕はそこそこ真面目にやっています。原神は4人パーティがメインなんですが、主にメインアタッカー1人+サブアタッカー2人+回復役1人でソロ時は構築されます。メインアタッカーはいわゆる高火力を叩きだす役割なのは非常に分かりやすいですね。サブアタッカーは原神の特徴的なシステムの一つである元素反応を起こす役割です。
例えば、火元素を持っている敵に水元素攻撃を当てると蒸発という反応が起こり、ダメージが増加します。つまり、サブアタッカーが火元素を付与して、メインアタッカーが水元素で殴り、大ダメージといった感じです。
表題にある重雲くんはそういったメインアタッカーを担うキャラクターです。僕はメインで育てています。でも悲しいかな、僕は何をやっても極めることができないので「うーん、どうすればいいのだろう?」と育成に悩むこと多々です。そういうときにネットで調べたりしているのですが、マジで育成についての情報がない。レベルが低かったり、育ててない解説だったりで世界ランク7以上で(冒険者ランク50)でレベル90重雲くんを育ててるやついないのか? と憤りたくなるレベル。
ちなみに、完凸しました。いや、随分前なのですが、PUにて何とか。個人的にはめちゃ強くなりました。ありがとうございます。
重ねて通常攻撃天賦Lv10になり、天賦MAXとなりました。苦節7か月長かった……。
仕方がないのでこうしてnoteで書いて偉大なる先駆者の知恵を借りようという作戦なのだ。
原神の公式コミュニティに重雲のビルドについて簡単に検証したという記事を作成しましたので、ぜひ合わせてご覧ください。
というわけで簡単な重雲の解説。
1.通常攻撃
4連攻撃
70.0% 63.4% 80.3% 101% (Lv1)
138% 125% 159% 200% (Lv10)
この数値、他の大剣キャラと比べると低いです。元素爆発で通常攻撃を強化できるレザーや北斗に負けるのは結構辛い。レザーや北斗は通常攻撃+雷ダメージなのに対して、重雲は氷元素ダメージに変換されるのも少し汎用性に欠ける印象。1凸で4撃目の後に3本の氷の刃による50%の氷元素攻撃が発生するのでこれが乗ると大分ダメージが違います。
ちなみにレザーの4段攻撃の合計は417.5%なのに対して重雲くんは314.7%なのは酷いと思います。属性バフを考慮すると更に差が開くのもきついですね。1凸で3又の氷刃が2本当たってようやくとんとんなので単体相手だと露骨に差が出ると思います。集団を相手にしてようやく比較できるレベルだと思います。
2.元素スキル
氷元素ダメージ+生成されたエリア内での片手剣、両手剣、長柄武器の通常攻撃、重撃が氷元素ダメージになる。フィールドを離れてもバフ継続時間中は氷元素攻撃になります。
☆固有天賦「吐納真定」が解放されているとエリア内の片手剣、両手剣、長柄武器の通常攻撃と攻撃速度+8%(原文ママ:通常攻撃の攻撃速度?)されます。
大剣にありがちな攻撃速度の上昇効果で結構有用です。この効果は他のキャラにも適用されるのが良いところだと思います。
☆固有天賦「追氷剣訣」が解放されているとエリア消滅時にスキルダメージ100%の氷範囲ダメージを与え命中した敵の氷耐性-10%(継続8秒)
バフの継続時間が13.0秒、CTが15秒なので氷耐性デバフを微妙に氷バフ継続中は通常攻撃、切れたところで元素爆発→再度元素スキル発動という流れになるかと思います。
スキルダメージ 172%(Lv1) 366%(Lv13)
元素付与継続時間 2.0秒(Lv1) 3.0秒(Lv13)
エリア継続時間 10.0秒(Lv1) 10.0秒(Lv13)
クールタイム 15.0秒(Lv1) 15.0秒(Lv13)
ダメージ倍率はやや控えめな印象。たとえばレザーの元素スキル1回押しは198%、長押しで295%になる。北斗は基礎ダメが122%で1回被弾毎(?)に+160%なのがやばい。シールド吸収も大きい。
また、2凸で元素スキル内では元素スキル、元素爆発のCTが-15%やっぱりサポート向けの性能。ただし、元素スキルや元素爆発をエリアないで使用しないと反映されないので要注意。祭礼大剣で2連打するときには効果が乗るので面白い運用が出来たりします。天賦が解放されると100%の追撃が乗るのでそれで他キャラと比較してためを張れるレベルなのかなと思います。
3.元素爆発
三本の霊刃による氷範囲ダメージ
153%(Lv1) 303%(Lv13) (1本分)
ディルックと比べるのがナンセンスではありますが、微妙です。ディルックだと斬撃で204%、継続ダメが60%、最後の爆発ダメが204%。6凸時にはパーセント比較で重雲よりライフが低いキャラを殴るとき15%上昇に加えて+1本増えるので6凸すると非常に強力になるかと思います。というか強いです。総倍率1212%は伊達じゃないぜ。
炎→氷の融解ダメージのため、炎元素を吹き飛ばさないのも良い点として挙げられるかと思います。
4.命ノ星座
1凸:通常攻撃の4撃目の後、前方に氷の刃3本を放つ。
攻撃力の50%ダメージ
アタッカー重雲くんには必須のスキル。これのお陰で氷元素付着状
態を永続できると言っていい。
2凸:スキルによるエリア発生内で元素スキル、爆発のCT-15%
こちらはサポート向け。フィールド内で発動しないといけないため
重雲本人が生かしづらい面もある。スキルの終わりの氷デバフを生
かすならスキル終わりに元素爆発を打つことになるが、CTが短縮で
きない。どっちが良いかは重雲メインアタッカー学会の永遠の課題
3凸:元素爆発のLv+3
単純に強い
4凸:氷元素の影響を受けた敵に攻撃が命中するたび、元素エネルギーを
1回復(2秒毎に1回)
メインアタッカー運用なら普通に欲しい。ただでさえ40属なのにえ
ぐいくらいに溜まる。
5凸:元素スキルのLv+3
普通に強いけど、元素スキルが地味に取り回しに悩むのが重雲くん
の課題。
6凸:元素爆発時の霊刃+1本。重雲のHPより低い敵(%表記)に元素爆
発が命中したときダメージが+15%
クソ強い。単純に威力303%アップだし、氷4セット型でも氷剣闘士
型でもダメージバフが不足しがちな重雲くんにはありがたいダメー
ジバフも得られる。サブアタッカー型の場合でもとても有用。
■重雲の強みとは?
通常攻撃や元素スキル、元素爆発単体のダメが低い重雲は恐らく元素反応を前提とした運用なのだと思います。氷が関わる元素反応は超電導(雷)、融解(火)、凍結(水)、氷砕き(凍結)になります。
融解は氷属性攻撃の倍率にそのまま乗っかるのでお勧めです。香菱などと組み合わせると氷→炎の融解も発生するのでかなり削れます。※香菱もある程度育成されている前提になります。逆に超電導はあまり推奨ではありません。というのも重雲の氷元素付与は元素爆発か元素スキルに限るのですが、元素スキル後は通常攻撃が氷属性になるため、超電導による物理耐性低下と噛み合いが良くないです。凍結&砕氷は基本的にはセットになることを前提としてください。砕氷をする以上凍結による相手の固定はあまり意味がないですが、直前での攻撃回避など決して使えないというわけではありません。
現時点では、螺旋ではバーバラ、香菱を反応の中心にしています。バーバラによる水付与→香菱の蒸発、氷→火の融解などで一気に削っていくスタイルになります。
風の噂で聞いたのですが、βテストでは行秋の元素スキルと重雲の元素スキルの合わせ技が強すぎて調整されたらしいですね。恒常的に凍結→氷砕きができるのは攻撃防御両面から見ても非常に強いです。行秋は現在ピックアップ中なので重雲持っている人は絶対引いておいた方がいいと思います。バーバラでも代用はできますが、貴重なヒーラー枠ですので、枠の都合上柔軟に対応したいときもあるのでサポート役の行秋が望ましいです。元素爆発で水元素攻撃のサポートが得られるのも良いです。6凸を生かすならばライフを高く保つ必要があり、両者によるサポートは必須と言ってもいいでしょう。
■聖遺物構成について
1.旧貴族サポーター
旧貴族4セットのバフをメインにした元素爆発型になります。これは重雲の元素爆発が40属(CT12秒)のため、旧貴族4セット効果を途切れることなく続けることができることが最大のメリットです。
2.氷4セットメインアタッカー
重雲の武器である両手剣の性質上、4セット効果は+20%しか有効に生かせません。これを強いと見るか弱いと見るかで評価は変わると思います。氷刻晴など他キャラに氷4セットを持たせる方針は行秋のサポートが前提となり、メイン、行秋、重雲とパーティ枠をかなり圧迫してしまうので短期間的には問題ないかとは思いますが、長期戦を前提とすると行秋のチャージ効率をしっかりと盛らないときつくなる印象です。
重雲に限って言えば、単体で+20%をほぼ確実に永続させられる点が優秀です。狂戦士もHP制限があっての24%と考えるとそこまで+20%が悪いとは思えない、というのが自分の感想です。
3.剣闘士4メインアタッカー
ぶっちゃけ王道です。いわゆるメインアタッカーというのは通常攻撃で殴ることを想定している役割といえます。そのため、通常攻撃のダメージを上げる剣闘士4セットはキャラ問わず優秀といえます。ただ、厳選が難しいこと、長所である元素爆発を生かしにくいところが懸念です。
4.剣闘士2氷2メインアタッカー
剣闘士4セットの妥協案となる構成です。剣闘士4セットよりも元素爆発重視の構成になります。通常攻撃ダメージが-20%、元素爆発の攻撃力が+15%と考えると妥協構成ということが分かるかと思います。
5.旧貴族2氷2サブアタッカー
剣闘士2氷2をより元素爆発に寄せた構成です。基本的にはサブで待機して、元素爆発が溜まったところで発動、即退場という流れになります。
6.楽団2氷2メインアタッカー
これは最近検討しているビルドになります。このパーティはメインアタッカーとして元素反応を前提として構成になります。メインの戦闘スタイルは行秋の元素爆発を組み合わせた砕氷ダメージを優先するスタイルと炎元素キャラと組み合わせた融解を発動するスタイルを使い分けるです。
この構成の優位性は、様々な相手に対応可能なところです。物理耐性が低いファデュイ相手には砕氷を、高い相手には融解を、という使い分けになります。ディルックは炎、レザーは物理メインのアタッカーのため、どうしてもその耐性が高い相手にはダメージが伸びずらくなってしまいます。もちろん、戦えないわけではないですが、苦戦は免れないでしょう。加えて砕氷ダメージはレベル補正を受けない点も好印象です。
■現状の重雲くん
Lv90
武器:Lv90 天空の傲
聖遺物
生の花
死の羽
時の砂
空の杯
理の冠
・今後の厳選について
ようやく氷風4セットに換装しました。というのも簡単に計算したところ、氷元素付与の相手の20%が乗れば、現時点ではダメージ計算上は越えられると判明したからです。通常攻撃は僅差ですが、元素スキルと元素爆発は剣闘士バフが乗らない分大きな差が発生します。凍結は解除してしまうのですが、今後実装予定の甘雨、あるいはガイアなどの継続的に氷元素を付与できるキャラと組み合わせることで安定するのではないかという判断です。ダメだったら剣闘士2氷風2か剣闘士4に戻します。あと、今つけている聖遺物とサブステが同等だと仮定すると剣闘士4セットの方が火力は出ます。
話を戻しますが、基本的には攻撃力、会心率、会心ダメ、元素チャージで優先かと思っています。ただ、元素チャージはメインに据える必要はないとも思っています。重雲の元素爆発は元素エネルギー40なので上げ過ぎるとクールタイムの方が早いこともあるので。
とはいえ、厳選はまだまだ満足行っていないので甘雨用の厳選と並行して続けると思います。杯をフリー枠にしているため氷風冠の会心ダメが出したいと考えてます。
武器についてですが天空大剣を引いたので換装しました。攻撃力は落ちてしまいましたが、十分許容値ですし、氷4セットで足りなくなりがちなダメージバフを補うことができるため、採用としました。氷4セット効果をうまく生かせれば会心率はむしろ余るくらいなので冠は会心ダメージにするかもしれません。
■ステータス
HP上限:16,843
攻撃力:1,906
防御力:855
元素熟知:105
会心率:59.0%
会心ダメ:121.5%
元素チャージ:164.6%
重雲くんの育成で困っている人、一緒に頑張ろうぜ