真山おーすけ
怖い話の短編集です。
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お店をテーマにした怖い話です。 ※エブリスタと共有。
日本・海外のコイン(主に銀貨)の話題
こんばんは、おーすけです! いつも短編を書いておりますおーすけですが、 コンテストのために長編書きました! よかったら読んでください(>ω<*)
真夜中にスマホが鳴った。 父からだった。 電話に出ると、砂嵐のようなノイズが聞こえるだけで、”もしもし”と私が言っても、父は言葉を返さなかった。 「・・・・・・お父さん、どうしたの」 控えめな声で尋ねてみる。 すると電話の向こうから、突如迫ってくる車のクラクション音が聞こえる。 その音はあまりに大きく、私は思わずスマホを耳から遠ざける。 そして、訪れた静寂の中で、 すまん ただその一言。 消え入るような声が聞こえ、電話はそこで切れた。 これで何度目だろうか。 私は
それは新居に引っ越してきて半年ほど経った頃の話。 深夜、私がベッドで寝ていると、コトンという小さな物音に気づいて目が覚めた。 月明かりでぼうっと照らされた部屋の中、音のしたキッチンの方を見ると、そこには部屋着姿で椅子に腰掛けながらお茶を飲んでいる細身の見知らぬ老人がいた。 私はハッとしてとっさに起き上がろうとしたが、金縛りで体も動かず、声を出すこともできなかった。 私は恐怖しながらも薄目で老人の様子を伺っていた。 老人は私の存在には気づいていないのか、ただただお茶を啜りなが
私が通っていた高校は二年に上がるとコース制になり、いくつかのコースを選択することになる。 スポーツが好きだった私が選んだのは体育コース。 新設されたばかりのコースで先輩もおらず、同級生も20人ほどだった。 その年の夏休み、体育コースは課外授業としてキャンプに行くことになった。 引率は男性教員二名と女性教員三名。 場所は関東の某キャンプ場だった。 出発の日、二泊三日の荷物を背負って朝早くに集合場所のバス停に向かった。 そこにはすでにバスが止まっていて、先に到着していた友人ら
私は幼い頃、諸事情で兄と共に祖父母と団地で暮らしていた。 昭和の半ばに作られたというその団地はとても古くて、外壁は黒く汚れていて、コンクリートの階段は所々欠けていた。エレベーターなど当然なかった。 天井は低くて、部屋も手狭。 部屋数も少なく、私と兄は一つの部屋で寝起きを共にしていた。 それは祖父母も同じだった。 電気を付けていてもどこか薄暗くて、夜中のトイレは怖かった。 兄は中学を卒業すると寮のある高校へ進学し、団地を出ていった。 一方私は、就職を機に一人暮らしを始めたのだ
絶賛スランプ中のおーすけですが、どうにかレベルアップ+の怪談コンテストには出したいなと……。8月終わりまでに書けるだろうか…
怖い話を書く気が未だ起こらず、スランプ?状態のおーすけですが、アップした際にはまた読んでいただけると幸いですm(_ _)m
【怖い話】新作を一つ追加しました。 いつの間にか3月になってしまいましたが、今年もよろしくお願いしますw
俺にはりくたという幼稚園からの幼馴染がいる。 家も近所で親同士仲が良かったこともあって、俺達は兄弟のように育った。 りくたはいつも明るくてやかましい奴。 よく言えば楽天家。 威勢だけはいいが、暗がりやオカルトを怖がる気の小さな奴だった。 だというのに、ふとした瞬間におかしなことを口にする。 幼い頃は朧げにも記憶があったが、今ではまったく本人に自覚がない。 その度に、周囲は困惑させられる。 俺もその一人。 りくたの周りでは、とても理解しがたいことが時々起こるのだった。 り
久しぶりに更新をしようとノートパソコンの電源を入れようとしたら入らず(;一_一) もしかしたら修理行きかもしれませぬ、、、。 と、いうわけでまた少ししたら更新したいと思います(´・ω・`)
【怖い話】新作一つ追加しました。(カクヨムコンテスト応募) コロナの後遺症的な咳に悩まされて約一ヶ月。ようやく収まってまいりましたぁ、、(まだ時々出る) ボチボチ、怖い話も書いていきたいなぁ、と思いつつ、まるで書く気が起こらないおーすけですが、本年もよろしくお願いいたします!w