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今年をなかったことにできないならば、せめて秋入学への移行を

コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、学校が3月から休校になり、2カ月が経った。予定していた連休明けの再開も難しくなり、長期戦の様相を呈してきた。

そんななか、学校行事がことごとくなくなることへの悲しみを吐き出した、現役高校生のツイートが目に飛んできて、何とか、この一年をなかったことにできないものか、と荒唐無稽なことを考えた。

小学校、中学校、高校、大学……。必ずしも華やかなものでなくたって、誰にとっても、一年一念が特別で、原則的には同じ学年を過ごすことはない。卒業して働き出してから振り返ると、その輝きは増すから、今のぼくは、なおさらそう思う。

せめて、秋入学に移行して、スタートをずらすことはできないだろうか。調節は簡単ではないだろうけど、秋入学への移行は大賛成だ。

コロナ休校の影響は深刻、今こそ秋入学への移行を真剣に考えよう
https://webronza.asahi.com/science/articles/2020041600011.html

また、学校教育について、再開時期ばかりが議論のトピックスになるべきではないとも思う。あまりにも教育現場に対応を丸投げしすぎのように感じる。このツイートに全面的に賛成で、国の方針がまるで見えてこないことに、3人の子を持つ親の立場からしても不安を感じている。

教育カリキュラムの遅れは深刻だ。受験生への配慮も必要だろう。オンラインの環境も個々人の環境でまるで異なるし、方針を決めるべきことは、数多くあるように感じる。

9月スタートに早めに移行を決め、そこからどうやっていくのか、これからの数カ月をフル活用すべきではないだろうか。



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