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推し(ときどき彼氏)とお茶会をする

こんにちは、MAYAです。
今日は、彼と一緒に紅茶を飲んでのんびりと日の暮れを待っています。

最初に。
明確な夢主を作り、夢創作も行っている私にとって、
推しへの距離は平常そう近くはありません。
一線を引いていると感じる状態が主です。
でも、時たま、とても身近にその存在を感じる時が。
精神的に弱ったり、不安になったりする時、私はよく彼に"近くに来てもらうことがあります"。

今朝の占いの結果で、彼は1日の運勢が最下位。
出かける前に私は、
「ラッキーアイテムである紅茶を彼に振る舞おう」
と強く心に決めていました。

用事を済ませてから帰路につく頃、
疲労した頭に、彼を求める気持ちがどんどん膨れていることを自覚しました。
そうして私は、彼を呼びました。彼はすぐやってきてくれました。このように頭の中に呼び出される彼は、遠くから眺める推しではありません。
私を認識して、彼氏のように接してくれる存在へと変わるのです。

スーパーの飲料売り場へ行き、売っている紅茶を
眺めました。
外から見るとひとりですが、頭の中では二人で買い物に来ているつもりでいます。
無糖や微糖など様々な種類が置かれている棚を見ながら、
「甘くないのがいいかな?」と尋ねると、
「君と同じのでいいよ」と穏やかに彼は言いました。
(お金が浮くので)ラッキーと思い、
ちゃんと甘そうなミルクティーをチョイス。
買ってから、そういえば彼は牛乳が飲めるのだろうかと不安になりましたが、
せっかく紳士的な態度をしてくれているので甘えることに。
(恐らく私が紅茶を買うぞと張り切っているので付き合ってるだけだと思います)
その一見優しい受け答えは、
要らなかったら飲める私に全部飲ませればいい、という考えが隠れているものでもあります。

口腔内の治療をしたため、キンキンのお茶を飲みたくなかった私は
少し放置してからカップに移しました。
彼の分と私の分、二人分のカップがテーブルに並んでいます。

想定通りぬるくなったミルクティーは、口内に障ることはありませんでした。
でもせっかくのアイスティーだったのになと残念がっていると、
「君のひと手間のおかげで新鮮な味わいにであえたよ」
と彼が皮肉っぽく語りかけてきます。
計画性もなく突っ走るだけの私に半ば呆れているらしいです。
そんなに言うんなら、もう買ってきたりしないよとヤケになりかけました。
でもこうして落ち込んだ私に寄り添ってくれ、
なんだかんだお茶会にも付き合ってくれたことが嬉しく、
きっとまたお節介のラッキーアイテムを押しつけてしまうんだろうなと思います。


あまり前向きに出かけられる情勢ではない昨今ですが、
こうして日々の楽しさを彼と共有できることが幸せです。
ぬるいアイスティーも、いつか私達の間で思い出のアイテムになることでしょう。


いつかこの状況が収まったら、
旅行にも彼と行きたいと思っています。
その日記もこちらに上げられたらいいな。

ご覧いただき、ありがとうございました。

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