イベント開催「不登校の子どもの高校進学」ミモザの花～子どもの不登校を考える会2022.11.12

「ミモザの花～子どもの不登校を考える会秋の講演会イベント
「不登校の子どもの高校進学」を開催しました。

参加は70名強。
スタッフ、講師、アドバイザーなどを含めて90人近くが参加しました。

例年、高校進学の講演会は30～40名なのですが
不登校の子どもが増えてるせいなのか、参加人数の多さに驚きました……。

第1部は、まず代表から進学先のいろいろについて
簡単にお話させていただきました。

ミモザの花～子どもの不登校を考える会　代表　五十嵐麻弥子

・不登校でも、内申点がなくても、行ける高校はある。
→都立チャレンジスクール・都立エンカレッジスクール・都立定時制高校・都立通信制高校・私立通信制高校・私立通信制高校+サポート校・私立通信制高校+フリースクールなど
・現在高校不登校でも転入や編入ができる。

・全日制高校がすべてではない。
　時代も変わり、社会も働き方も多様化してきている。

・地域未来留学、島外生徒受入事業も選択肢に
・子どもが絶望していたりかたくなになっていたりしたら
まずは、気持ちをほぐすことから始めてほしい。
・学校によっては4月まで募集があるので受験を焦る必要はない。

その後、都立荻窪高校   瓦田尚先生の講演会
「さまざまな高校について知ろう」

都立荻窪高校   瓦田尚先生

・そもそも進路＝高校進学なのか?
・定時制高校にはいろいろな年齢の人がいる

・荻窪高校について
　昼夜間定時制高校「誰も置き去りにしない高校」
　きめ細かい教育相談・支援
　プールがないので水泳の授業がない!
　4年かけて卒業する

・定時制高校とは
　I部(午前)・II部(午後)・III部(夜間)から通学時間を選ぶ
　受験は学力試験(国・数・英)
・夜間定時制高校
　きめ細かい指導　給食がある!　

・チャレンジスクールとは
　不登校経験者のため試験は志願申告書・作文・面接

・通信制高校とは
　都立3校。
　私立では「通学スタイル」と「費用」を確認する。

・学校以外の場所
　「若者サポートステーション」「学びのセイフティー事業」など

・いろいろな学び方、いろいろな生き方がある｡
　子どもに合った進路を見つけてほしい。

お時間が足りず、せかしてしまって申し訳なかったです(><)
もっとたくさんお話してほしかった。。。

そのあとは、毎回大好評(?!)　不登校経験者の質問タイム。
今回は、現在大学生の男子が2名が
保護者のみなさんの質問に答えてくれました。

親の対応で嫌だったこと、うれしかったこと、
目標を見つけた転機とは?　など、
不登校の時の子どもの本音も聞けました。

現在、高校に在学中の保護者の方や各学校の先生方にご協力いただいて
いろいろな高校のパンフレットを集めました。

休憩をはさんで、第2部は懇談会。
瓦田先生に加え、アドバイザーとして
フリースクール「フェルマータ」代表の大橋先生

フリースクール「フェルマータ」代表　大橋勲先生

フリースクール/通信制高校サポート校教員の
小泉先生が各グループに入ってくれました。

フリースクール/通信制高校サポート校教員　小泉亘央先生

また、不登校経験者と子どもの不登校を経験した保護者が
チャレンジスクール、通信制高校、不登校の困りごと
などのグループに分かれ、それぞれ懇談しました。

学校の選び方や受験の準備や受験方法、
子どもへどんな風に声をかけたらいいのか、
オンラインゲームでつながるのは大丈夫なのか……などなど、

保護者の方が切実に必要としている情報について
いろいろとお伝えすることができたのではないかと思います。

今回は、定時制高校の講演を聞くことができてとてもよかったです。

定時制高校は、不登校の子や
さまざまな事情を抱えた子どもたちを
受け入れてくれる高校です。

いまだに定時制高校への偏見がある方は　ぜひ、下記の動画を!

「アメトーーク　定時制高校芸人」
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面白い中にも温かさのある定時制高校の
雰囲気がとてもよくわかります^^

以下、代表がお話したパワーポイントまとめです。