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高校の一時募集が不合格だったとき 公立高校二次募集・私立通信制高校などの情報

東京都立高校の試験と合格発表の日程

公立高校の受験と合格発表

2月は受験の季節。都立高校の場合、今年度は以下の日程で進んでいます。

  受験日 : 2023/2/21(火)

  合格発表 : 2023/3/1(水)

2/21に試験を受けた方は、3/1の合格発表を待っている段階ですね。

都立のチャレンジスクールは中学不登校の受け入れ校ですが、倍率が高いと不合格になる可能性があります。

ちなみにうちの長男もチャレンジスクールは不合格でした。。。公立なのに入れないなんて……という思いもよぎりますが、定員があるから仕方ないのもまた事実です。

都立高校には二次募集がある

ただ、都立の一次募集や分割前期募集を受験して不合格でも、再度チャレンジすることができますので心配はいりません。

都立高校には二次募集があるからです。また、募集を前期・後期に分けて行う学校では分割後期募集があります。

一次募集で定員に満たなかった場合、二次募集をするケースがあるのです。


一次募集で不合格だった場合

全日制高校や定時制高校の二次募集

今年度の全日制高校と定時制高校の日程は、以下のようになっています。

全日制高校と一部の定時制高校

   入学願書受付 : 2023/3/6(月)

   願書取り下げ : 2023/3/7(月)

   願書再提出 : 2023/3/8(水)

  受験日 : 2023/3/9(木)

  合格発表 : 2023/3/15(水)

※以下の定時制高校は上記の日程になります。

一橋高校、浅草高校、荻窪高校、八王子拓真高校(一般枠)、砂川高校


その他の定時制高校

    入学願書受付 : 2023/3/22(水)

    願書取り下げ : 2023/3/23(木)

    願書再提出 : 2023/3/24(金)

    受験日 : 2023/3/27(月)

    合格発表 : 2023/3/28(火)

一次募集と同様に、倍率を確認して願書を取り下げて再提出することも可能です。

(参考URL)

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/files/pamphlet2023_japanese/2.pdf

都立通信制高校の受験は4月に入ってから

さらに、都立通信制高校の受験は4月に行われます。通信制のある都立一橋高校・新宿山吹高校・砂川高校の受験日程は、下記を参照してください。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/exam/files/guide2022/04.pdf

私立通信制高校は4月末まで募集しているところもある

さらに、私立通信制高校については4月末まで募集をしているところもあります。それぞれの学校に確認してみましょう。

「入れる高校がない」という心配はない

必ずどこかの高校には入れる

都立だけでも何回か受験のチャンスはありますし、私立通信制高校も視野に入れれば「どこにも入れない」という心配がないことがわかるのではないかと思います。

全日制高校がすべてではない

定時制高校や通信制高校については、まだまだマイナスイメージが強いかもしれませんが、最近の定時制高校や通信制高校は、以前のような古いイメージとはまったく違ってきています。

昼夜間定時制高校は、朝・昼・夕方の3部制(新宿山吹高校は4部制)で、朝から登校する1部を選べば全日制高校と同じように朝起きて、昼間学校に通うスタイルになります。

私立通信制高校も、週5日制のコースを選べば同様に朝から毎日学校に通うという形になります。

その上で、不登校への理解があるということを踏まえると、全日制高校に行くよりもこういった不登校への配慮がある学校を選んだ方が、子どもにとってはよい選択になるのかもしれません。


子どもがどうしても動けないなら「待つ」という選択も

子どもがどうしても動き出せないこともある

以上、説明してきたように、1次募集の試験に不合格でも高校に入れる機会はまだまだ残っています。

ただ、子どもがどうしても動けないというケースがあるのも事実です。保護者の方がどんなにがんばって学校を探してきても、子ども本人が受験に行けなければ入学することはできません。

保護者としては心配かもしれませんが、その場合は子どもが元気になるまで待つという選択をすることも大切です。

秋入学や来年度の入学も視野に入れる

都立高校にしても私立高校にしても、秋の段階で欠員が出る可能性があります。春に入学するのはいったん取りやめて、心身の調子を整え、秋の入学を目指すというのも一つの方法です。秋の募集は7~8月ごろ、各学校に直接問い合わせるのが確実です。

また、ゆっくり1年休んで次の年に受験をしてもよいのです。

高校は何歳からでも入れる わが子のペースを見守ろう

日本では、中学を卒業したら間をあけずに高校に入らなければいけない、というのが当たり前という雰囲気がありますが、そのような決まりはありません。

高校は義務教育ではないので、何歳からでも入ることが可能です。

実際、我が家の子どもたちが入った通信制高校では、違う年齢の生徒もたくさん在籍していました。

週4日コースの通信制高校に通っていた長男の学校には、異年齢の生徒もいて、年上の友達は当たり前という感じでした。

また、次男が勉強していた通信制高校webコースでは、スクーリングに行くと、高校生の保護者世代の生徒も普通にいたそうです。

今、世の中は多様化してきています。インターネットの普及で働き方も大きく変わりました。保護者の方は、子どものペースを大切に、無理のない範囲でサポートを続けていただければよいのではないでしょうか。

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