起立性調節障害が「抑うつ」へ変わっていかないために

不登校の子の中には
「起立性調節障害」と診断される子が多くいます。

うちの長男もそうでした。


朝の起きづらさが大きな特徴で、
午前中は調子が悪く、夕方から夜にかけて元気が出てきます。


血圧の低さが大きな原因を占めるのですが、
感じやすく繊細な本人の性格も関係するといいます。


もしかすると、最初は起立性調節障害だったけど、
だんだんうつに移行していくケースもあるんじゃないかと思っています。


と、いうのも起立性調節障害は
周囲の人にはなかなか理解しづらいからです。


夜は元気で夜更かしするから朝、起きられない、
そんなの当たり前じゃないか、甘えるな、
と思われがちなのです。

でも、夜は眠れない、というのが本当のところなんですね。
で、朝はどうしても身体が動かない。

でも、周囲からは怠けているだけ、と責められる。。。
一番身近にいる親にもわかってもらえず、叱られる。
そして、本人も、「自分はなんてダメなんだ」と、思ってしまう……。
本当に辛いと思います。


こんなふうに、辛さを抱えて抑うつが強くなっていくのです。

そうなると、起立性調節障害なのか
うつなのか、見分けがつかなくなってしまいます。


発達障害などもそうですが、
周囲の理解があれば防げる「うつ」はとても多いと思います。

自分がその立場にならないと、なかなかわからないので難しいのですが、
少しでも不登校に関する理解が進むよう、
発信を続けていかなければ……と、思っています。


よろしければサポートをお願いします。NPO設立に向けて使わせていただきます!