【虫注意】魔女見習いはサバトの前に蟲を嗜む
10月に都内某所にて昆虫等々を嗜んできた際のレポになります。何かしらのご参考になれば幸いです。
そもそも虫を食べようと考えたきっかけは、敬愛する『黒魔女さんが通る‼』の同人誌即売会が都内にて開催されるという情報を聞きつけたからです。作中の黒魔女さんをはじめとする魔界の住人は生きた爬虫類のおどり食いや、芋虫の混ざったスイーツなど、非常に魅力的かつ、特に日本人にはゲテモノに分類されるものを嬉々として召し上がっています。
今回参加した即売会にはサバトの名が入っておりました。また、黒魔女っ子として産声をあげたのなら虫のひとつくらい食べて、黒魔女さん世界の住人と一体化しておくのも経験だろうと思い、緑の山々に囲まれた地元からほうほうのていで上京した次第です。
⚠️以下、調理済みの昆虫や爬虫類の画像がモザイクなしで登場します⚠️
今回お邪魔させていただいたお店はこちら!「米とサーカス 渋谷PARCO店」さんです!
旨し妖し初体験
ゲンキニナレル鳥獣虫居酒屋
栄養満点の天然ミート「ジビエ」&サスティナブルで地球に優しい食材「昆虫」をご提供します。
(公式HPより)
1.カエル丸焼き
味は鶏肉や白身魚に近くとても淡泊。食感も左記のふたつに似ていますが、それよりも身をぎゅっと凝縮させたものだなと思いました。トマト煮にするとすごくおいしそう。やっぱり河川敷なんかをぴょんぴょん飛びまわって筋肉が発達しているからでしょうか。
小骨(と言うたらええのか)が多くて難易度の高い手羽先を食べている感覚でした。
2.サソリの丸揚げ
殻が固い。
全身食べられます! の店員さんの説明を受けて食べてみましたが、特にハサミ部分の殻が固くてうまく飲み込めませんでした。例えるなら噛みきれないモツを延々と咀嚼している感じ。胴体部分のほうが殻がやわらかくて食べやすかったです。
揚げて塩で味付けされておりますので、固い部分を除けば割りとサクサク食べ進められます。胴体の部分まで食べ進めると中身がぬるりと舌の上に滑り出してきました。味は鳥肝に近しいものを感じましたが、先程のカエルの残り香のような気がしなくもないです。
3.六種の昆虫食べ比べセット(初級編)
以下、個人的食べやすさランキング。
1位 コオロギ
2位 ハチノコの甘露煮
3位 ミールワーム
4位 バンブーワーム
5位 カイコの甘露煮
6位 タガメ
1位~3位は虫の風味があまりなく、普通に食べられると感じたものです。特にコオロギは無印良品にもコオロギせんべいが売られているくらいですし、スナック感覚でいけました。
ミールワームはナッツの風味! 俳優のニコール・キッドマンさんが虫を食べる動画でナッツみたいと仰っていた理由がわかりました。
4位以下は正直なところ虫の風味がしてどうにも受け付けず……。
最下位はタガメ。
全身を食べるのかと思いきや、解体して中身をこそげとって食べるのだとか。いただいた説明書きに従ってハサミで胴体を切り開いていき、カニミソの要領で中身をほじって食べます。これが衝撃的で。
舌がしびれるくらいの爽やかな清涼感と鼻から抜ける虫のにおいで怖くなりました。まさかと思ってもう一回口にいれてみましたがギブアップ。ごめんなさい完食できませんでした!
テレビやYouTubeの罰ゲームでタガメを食べるコーナーがあると思いますが、ちゃんと罰ゲームになります。それくらいの衝撃でした。
本当はヘビの塩焼きもいただきたかったのですが、あいにく行った日にはヘビを取り扱っていないようでした。
ただ来年はヘビ年にちなんで様々な種類のヘビを入荷予定とのこと! これは再チャレンジの余地がありありのオオアリクイですね。
時間の都合上食べられなかったタランチュラと、その他のジビエ料理と合わせてまた伺いたいです。
では。