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第4回(5/18) 世界のジャーナリズム史を概観する(2)

1 新聞(18世紀以降)


18〜19世紀
イギリスの新聞の発展
新聞閲覧書とコーヒーハウス

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(『メディア文化史』p.111)


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(『メディア文化史』p.109)

新聞を音読(文字が読めなくてもわかる)

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(『メディア文化史』p.112)

珍しいものの展覧所
経済情報センター
船舶情報
コーヒーハウスは保険会社に発展
記者もコーヒーハウスに行き、客の話を聞き、
新聞記事を収集

2 電信


Q、情報を運ぶのは何?
(人、鳩、鉄道・電信・写真)
電信=文字的な情報を空間を超えて送受信する

1837年、電信の最初の商業化
ウィリアム・クック&チャールズ・ホイートストン
イギリスの鉄道の線路を利用して電信線が敷設
1838年、モールス式電信が発展(独自に電信を開発)
低品質な導線でも長距離を伝送可能な設計


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(『メディア文化史』p.22)

3 写真

写真=視覚的なイメージを時間・空間を超えて記録

1、1827年 カメラ像を最初に記録
ジョセフ・ニセフォール・ニエプス。フランスの物理学者
自宅窓からの鳩小屋の画像を転写(不鮮明)
1829年 ダゲールとパートナー契約 (1933年死去)

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(『メディア文化史』p.111))

2、1835年 現像と定着の発見
ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール。フランスの元画家
失敗だと思って放置した作品から現像と定着を発見
(塩化ナトリウムの溶液)

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(『メディア文化史』p.13)

3、1855年 世界初の戦争の記録写真
ロジャー・フェトン(イギリス人)クリミア戦争
イギリス政府からの依頼を受けたフェントン
5台のカメラ、700枚のガラス・プレート、馬車を改造した暗室
4ヶ月間の撮影期間
1855年のパリ万博博覧会に出展
1857年 世界最初の戦死体の写真
(新聞の発達との関連)

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(『写真の見方』p.23)

4、フェリックス・ベアト(ギリシャ生、イギリスに帰化したイタリア人)
戦場写真家(セポイの乱、第二次アヘン戦争、スーダン戦争)、日本の情景
ルクナウのセクンドラ・バーグの内部(インド内陸の戦地にて)
インド人の反乱<セボイの反乱>の撮影
イギリス軍に虐殺された2000人の反乱軍セポイ(インド人傭兵)の死体
インド人の反乱って?インド人の立場は?
反乱とは誰の視点ですか?
植民地化したのはだれ?侵略者はだれ?
あなたは誰の立場ですか?
(新聞の発達との関連)

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4 ジャーナリズムについて

ジャーナリズム=報道
ジャーナリズムとは?
報道とは、「議会での議論や戦争の経過など数多くの事件や出来事を直接見聞きしている人はまれであり、特に現代社会ではマスメディアの提供する情報を通して事件や出来事を間接的に体験している」(前川徹、中野潔『サイバージャーナリズム論』、2003年、2頁。)
ジャーナリズム(英: journalism)とは、事実の伝達のほか、それについての解説や論評も含む。

*前回講義の最初の動画
この講義の名前は「ジャーナリズム論」
Q、ジャーナリズムってなんですか?報道
マスメディアなどによるニュース、論評、特集の取材、供給などの活動
Q、ジャーナリズムに関わるマスメディアはどんなもの?
活版印刷、新聞、電信、写真、

たくさんの知識を得たと思います
全部覚えなくてOK
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何を知れてよかったと思いましたか?
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「お気に入り」のストーリー(知識)を思いだし、
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