インディアンムービーウィーク2021 パート2が開催されますよ
常に情報が遅い弊noteですが、IMW(インデアンムービーウィーク)パート2が来週(9月10日より)始まります。
全国ロードショーがなかなかないインド映画。こういったイベントで見ると沢山の種類が見られて、インド映画の幅広さを感じられるのでお勧めです。詳細は主催者様の以下のnoteよりどうぞ。
基本見た物しかお勧めできないので再上映、アンコール上映のものしかお勧めできませんが、2作品ご紹介。
【グレートインデアンキッチン】
古い因習がいまだ残るインド。女性が虐げられている現状がいまだある。
女性が男性家族にかしずくがごとく家事をこなす姿は、日本にも通じるところがあり、けっして遠い国の出来事ではない。幸せな結婚から徐々につらい状況に追い込まれる女性主人公に共感すること間違いなし。主人公が一生懸命に家事に取り組む姿を見ると、その努力を顧みない男性家族に殺意すら覚えます。後ろからスリッパで頭叩いていいですか?
女性ももちろんのこと、男性にこそ見てほしい作品です。
【サルカール 1票の革命】
日本でも近々衆議院の選挙がありますね。
選挙の前に是非、見てほしい映画がこちらです。
1票の大切さは全世界共通。
誰かに勝手に投票されたことで自分の1票を失った男性主人公が自分の1票を取り戻すところから話が始まり、政治とはと言う疑問を投げかける。そんな選挙の大切さを主題にしつつエンターテインメントとしての面白さを発揮する。考えさせつつ、楽しませる最高の娯楽映画になっています。
見た人皆が「全世界に見てほしい」「全有権者に見てほしい」と願わずにいられない、そんな作品。
こちらは万難排して本当に見ていただきたいです。
見ていないもので期待しているのは、故イルファン・カーンの遺作となった「イングリッシュ・ミディアム」。前作「ヒンディー・ミディアム」とはお話のつながりのないものだそうですが、ヒンディー・ミディアムが大好きなので楽しみにしています。あと、前作で見たイルファン・カーンのコメディがとても気に入っているので、そのへんも楽しみです。遺作とあってどうしても見たかったので日本で見られて嬉しい。
IMWは順次上映館を変えて人気作を東京近郊から首都圏以外の地域でも上映することもあるので、IMWさんのTwitterアカウントは要チェックです。あなたの街にもIMWが来るかもしれません。