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これからライターを目指す人や、文章構成などを学びたい人向け書籍「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」

私は、そもそも文章を書くことが好きではなく、特に長い文章作成は苦手中の苦手でした。しかし、仕事で文章などを扱えた方がよく、マーケティングを勉強していたこともあり、文章が書けるようになるため、ある大きめなWebメディアのライターもどきとなり、その時のプロデューサーの方に色々教わり、その方の仕事上は必要がなかったのですが、わざわざ校正したものをPDFなどでメールで送って下さっていました。(今思うと感謝しかありません)

というのも、私がその仕事に応募した際に「文章が上手くなりたい。」と、熱心にお話ししたためだからです。また書いたものを見て『やはり基礎は身につけてもらわないと自分が大変だ』と思ったためかもしれません💦

その時教えて頂いたことと、その後の経験から文章が上手くなるために心がけると良いことは

①うまい文章を色々読む
②人に校正をしてもらう
③アウトプットをたくさんする
④構造化を自動的に行えるようにする
⑤常にネタを考えメモする

というようなことです。

上記を心がけ試行錯誤しながら、書いては直され、書いては直され、まぁまぁ見れる文章が書けるようになったわけです。

しかし、今回ご紹介する「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」は、今後プロの「ライター」になりたいという人や、突然、記事を更新する担当になって困っているという人に、記事を書く基礎的なポイントや、上記-までを簡単に行えるようにあるコツが、スッと入ってくるのでオススメです。

こちらの書籍はポップカルチャーな情報を発信するニュースサイト「ナタリー」を運営する株式会社ナターシャの取締役で、多くの人材を教育してきた唐木氏が、実際にナタリーで新人向けのトレーニングとして使われていた手法を惜しげもなく披露し、具体的に記事を書く時の準備、構造化の話や、時制の話など、最後まで読んでもらえて伝わる文章を書くためのエッセンスが書いてあるのがオススメポイントです。

だいたいその辺りのことは、通常、業務を通じて肌で感じたり都度上司に教わったり(もしくは叱られたり)して覚えるものですが、この本ではその辺りの部分が言語化され、体系化されているため、新人教育はこれ一冊で良いんではないかとさえ思えました。(実際はそんなことはないのですが……。)

章の作り方見せ方も、飽きさせず、読みやすく纏まり、スルスル入ってくるので、自社でオウンドメディアを運営している人や、そういう人材を育てないといけない上司にも必須な書籍だと思いました。

ちなみに、今回はライターになりたい方向けとしておすすめしましたが、プレゼンの資料作成時にも使えるので割と汎用性が高く、応用として使えるので、プレゼン作成で困っている人にもオススメですよ。

逆を言えば、まとまらない文章はコンテンツの質を下げ、魅力的に上手く伝えられないものになってしまっているので、文章を作るということは、様々な場面での基本中の基本であるとも言えるので、ぜひこちらの書籍を読んでポイント習得してみてください。

https://amzn.to/34jU65s


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