9.11、3.11、そして今思うしあわせって?

2020年9月11日(金)の夜

2001年9月11日のことを思い出した。
アメリカ同時多発テロが起きたこと。

当時、私は小学生だった。
何度もテレビのニュースで流れるあの映像が
今も忘れられないくらい衝撃的だった。

そこから10年後、
2011年3月11日
東日本大震災が起きた。

そして更に10年後の今、
コロナと共に暮らしている今の事を
10年後にも忘れないだろうと思う。

今日は前回の記事でも書いていた
しあわせって何なんだろう?ということを
更に考えてみようと思います。

例えば過去の記事に書いた
あつまれどうぶつの森というゲームをする事は私にとってはしあわせな時間の過ごし方。
でも、別の誰かからしたらそれをする事は
しあわせと感じないかもしれない。

しあわせって人それぞれ、その時々で
違うんだろうなぁと考えていました。

その時々、で振り返ってみると
2011年3月11日(金)

私は当時勤めていた結婚式場で
明日結婚式を迎える新郎新婦さんとの
打ち合わせが終わり見送った直後に
あの大きな揺れを感じました。

最初に思ったのはおふたりが
電車に閉じ込められたりしてないかな?
今無事であることを願いつつ
明日の結婚式はどうなるのかな?
どうするのかな?という事を考えた。

紆余曲折ありながらもそのご夫婦は
予定通りに結婚式を行うということを決めた。
ゲストの方も無事に列席する事が出来た。
一方、別の披露宴会場では
東北からのゲストが多かったので
半分以上のゲストは不参加になってしまった、という方や、
こんな事が起きてしまい
結婚式自体を延期にしたいという方も。

当たり前にいつもの明日がやってくる、
結婚式当日を迎える、と思っていたのに
当たり前じゃなくなってしまった。
本当に今でも忘れられない日になった。

3.11から約1年が経って
結婚式の件数自体が世の中的にも、
私の勤める結婚式場でも、
圧倒的に少なくなっていた。

私が小さい頃から憧れていた結婚式。

それは生きていくために絶対に必要なもの?
結婚式は親の為にするけど
なるべくお金は使いたくない。

3.11の後から結婚式に対しての考え方が変わりました。

という声が多くなった。

その時を振り返って今思うのは

しあわせって何なんだろう?
と考えられる時点でしあわせなのかも。

という事。
例えばあの大きな揺れを感じて
命の危機と思う時に、しあわせって?
なんて考えられないだろうし、
命の危機ではないとわかっていても、
ごはんを食べられない、
睡眠がうまくいかない、
そんな時には日々の暮らしをやり過ごす事
で精一杯だろうと思う。

当たり前は当たり前じゃない

そんなことを3.11、9.11には
私は毎年考えているなぁと思い
今日は文章にしてみました。

こんなつぶやきにお付き合いいただき
ありがとうございます☺️

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