日月-じつげつ-

-伝統を纏い、昨日よりも良い私に- 昨日より今日、今日より明日が、あなたにとってより 良い歴史であって欲しいをコンセプトとした仏教美術×ジュエリーブランドを立ち上げ中。 歴史や美術作品、四季折々の感じたことについて 徒然なるままにしたためます。

日月-じつげつ-

-伝統を纏い、昨日よりも良い私に- 昨日より今日、今日より明日が、あなたにとってより 良い歴史であって欲しいをコンセプトとした仏教美術×ジュエリーブランドを立ち上げ中。 歴史や美術作品、四季折々の感じたことについて 徒然なるままにしたためます。

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【展覧会レポ】半・分解展 2024東京 -100年以上前の洋服が触れる嗅げる着れる?!-@大和田ギャラリー

この夏、生地や反物から、お洋服や布小物を作っていらっしゃる、通称:縫人(ぬいんちゅ)のお二人から、長谷川さんの「半・分解展」という展示が、 激アツなので、行ったほうがいいよ!お話をいただき、お洋服に関する知識などは何もありませんでしたが、日本に限らず、西洋も含めて歴史だけは好きなので、こちらの展示へ行って参りました。 ほんと、びっくりするほど激アツ展示でした。 「半・分解展」とは?衣服標本家の長谷川彰良さんが、100年以上前の洋服の精緻な作りと優れた品質に深く感銘を受けたこ

    • 【展覧会レポ】今、なにかと話題の美術館に行ってきたら、まさかの出会いがあったよ@DIC川村記念美術館

      9月の初めのまだまだ猛暑日が続くときに、DIC川村記念美術館へ初めて行ってきましたので、その感想を残しておきたいと思います。 結論から申し上げますと 佐倉市にあるからこそ、DIC川村記念美術館はより魅力的である言えると思います。 館内の建築や作品が素晴らしいのはもちろんのこと、広大な庭園の素晴らしさ、豊かな自然や四季折々の花々を見ることができました。 DIC川村記念美術館と言えば、 休館するということが記事にもなり、ご存知の方も多いかと思います。 来年の2025年1月か

      • 線香花火の灯が消えるまで

        夏のうだるような暑さの中、私たちはいつもの河原に集まった。夕暮れの中、空がオレンジ色に染まり、蝉の声が遠くから聞こえる。蚊取り線香の香りが漂う中、何となく言葉少なになっていたのは、これが学生最後の夏の夜だからかもしれない。 「そろそろ線香花火しようか?」誰かがつぶやいた。私たちはそっと火を灯し、静かに線香花火を手にした。最初に灯る小さな火の玉は、酸素を吸い込みながら少しずつ大きくなっていく。その姿はまるで命が芽吹くようで、今にも弾けそうな「蕾」の瞬間に、みんなが息を飲んだ。

        • 【展覧会レポ】こんな展示見たことない…見渡す限りの宝物 創建1200年 神護寺-空海と真言密教のはじまり-@東京国立博物館

          東博の平成館にて行われている特別展 ―創建1200年 神護寺 空海と真言密教のはじまり― 最高にいかした展示だったので、 もっと早くに行っておいたらよかった!と 後悔しているところです。 会期:2024年7月17日(水) ~ 2024年9月8日(日) 今週で会期終了なので まだ見にいっていない方は、駆け込み寺ならぬ 駆け込み美術館なさってください。 行けなかった後悔はあれど、行って後悔することは絶対にございません。  それとXやInstagramでも、定期的に歴史に関するこ