共に暮らすということ
共に暮らすということ。
新年早々、私はある不思議な夢をみた。それは、赤ちゃんを産む夢だった。生々しくて少々汚い話をすると、私が子宮から勢い良く生み出した生命体は、うんちまみれの女の子だった。いきんだ時に、うんちが出ることがよくあることというのは前から知っていたけど、まさか快便のような感覚で子供を生み出すとは、、!
しかも、夢の中で生み出した我が子は「桜鶴」と書いてちづると読む、DQNなのか、古風なのかわからない名前らしく、、。夢から目が覚めた瞬間、「子供を産む夢」をネットで検索してみると、女の子で安産の場合、これから迎える新たなスタートが上手くいくとか。去年は、院試落ちたり線路に落ちたり、めちゃくちゃなこともあったけど、今年は何もかも上手くいくような気がしてきたのだ。
そして、5年間暮らしていた桜上水から離れ、新しい巣を探していた頃だったので、私は正に新たなスタートを迎えようとしていた。1月7日退去予定日なのに、1月2日になっても引越し先が見つからず、このままだと「家なき子」になるかもしれない!という不安で、2週間近く生理が遅れるという事態まで発生していた(正月の夢が正夢だったのでは、と彼氏もビビっていたはず)。
幸いなことに、退去予定の3日前に新しい部屋を見つけ、引っ越すことができた。部屋が決まった日から引っ越しまでの3日間は、ここ5年間で一番地獄のようにしんどい日々で、あまり思い出したくないので、この文章では省略する。
私が引っ越した部屋は、最寄りは西荻窪だけど、駅までは20分ほど歩く、とっても長閑なところに位置付けてる。初期費用ゼロ、家賃は光熱費込みで37000円、バストイレ別、洗面台独立。
条件が良すぎると思われるかもしれないが、ここには訳がある。私が引っ越した部屋は、マンションでもアパートでもなく、一軒家のシェアハウスだからだ。
家で暮らしている人は、60代のおじさんとそのお母さん(93歳らしい!)、26歳の女性、私。私は今20畳のアトリエを、26歳の女性と半分ずつシェアしている。
ずっと一人暮らしだったせいか、まだ3週間程しか経っていないけど、慣れない要素がいくつかある。とても細かいことばかりで、書くまでの話でもないのだが、ただ一つ、どうしても我慢できないのがある。
それは、一緒にアトリエを使っている26歳の女性がとんでもない睡眠妨害犯ということだ。彼女の睡眠妨害要素①は、彼女は今まで私が出会ってきた誰よりも、いびきがうるさい。文章で音声を表現することは難しいけど、しいて例えるなら、車のエンジンの音みたい。高速の片隅で眠ろうとしているように、うるさい。眠れない。
普段も口ではーはーしながら息をしているので、恐らく鼻炎なのかな?と推測し理解しようとしても、中々難しい。電話越しで聞こえる彼女のいびきがあまりにもうるさくて、彼氏が電話を切ってしまうくらい。
そして彼女の睡眠妨害要素②は、彼女はほぼ毎日、午前5時から6時半までアラームを鳴りっぱなしにする。いや、たまには朝7時から10時まで、夜の12時に、多様な時間帯にアラームをかける。絶対に起きないし、休みの日もかけておく。
どうしても我慢ができず、大家さん経由で話を伝えてもらったところ、、。
この文章を書いてる途中、大家さんが部屋に乱入し、部屋から追い出されることになったため、強制終了。全く別の話に続きます。
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