それは性格が悪いんじゃない(「となりのチカラ」第8話)*16

こんにちは
今日は、ドラマ「となりのチカラ」から、
私が素敵だと思ったシーンを紹介します。松本潤さん演じる主人公、チカラの娘・愛理は、ハッキリとした物言いが周りにきついと感じられ、「性格悪い」と学校で言われています。そのことで、娘自身もチカラの妻も悩んでいました。チカラが、そんな娘にこう話します。(愛理は、よく「嬉しさ、20%」というような返答の仕方をよくします。)

お前が、そうやって数字で表現するの
パパ嫌いじゃない。
だってそれは愛理が嘘をつきたくないからだもんな。
いつも正直でいて、
誰に対しても分け隔てなくしたいっていう
お前の意志だもんな。

「となりのチカラ」第8話

チカラは愛理自身が言葉にしていない正直な気持ちを言葉にして表現しています。そして、父親として、その気持ちを認めてあげることができるって素敵だと思いました。またチカラは、友達ができない、自分は誰からも必要とされていないのか、と悩む愛理に「愛理はパパたちに幸せな時間をくれ」ていると面と向かって伝えます。間接ではなく、直接、「いてくれるだけで、幸せ」と言ってもらえるのは嬉しい。親は、そう思っていながらも、なかなか直接伝えることは難しいですが、はっきり言い切るチカラの姿に、こちらまで幸せな温かい気持ちになりました。

「となりのチカラ」(2022年1月期、テレビ朝日系、毎週木曜よる9時)

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