教師に向いているのは。(「ミステリと言う勿れ」第8話)*5

こんにちは、めい です。
今回は、ドラマ「ミステリと言う勿れ」から ことばを共有したいと思います。
主人公である大学生の久能整(くのう ととのう)が、巻き込まれた事件を鋭い観察と思考で、解決していくドラマです。

部活やサークルに入らず、接客業のアルバイトをしているわけでもない、(つまり社交的であるように見えない)久能は、(大学卒業後になりたいと思っている)教師に向いていないのでは、と言われる。それに対して、「向いているから教師になりたいわけではないです。」と答えた。その久能のことばを、近くにいた久能の大学の先生が補足した ことば を引用します。

自分に苦手なものがあると認識してる教師は生徒にも苦手なものがあると理解できる。
自分ができることは人もできると信じてる教師は多くを取りこぼすことになる。

「ミステリと言う勿れ」第8話

最後の「多くを取りこぼすことになる。」に込められた意味を、私自身がこれまで出会ってきた先生たちの顔が思い浮かべながら、考えていました。
同時にこれは、教師という職業だけに当てはまるのではなく、誰にでも普段人と接する時にあてはまる話だと感じました。自分にもできないことがあるように、他人にもできないことはある。つい、「みんな自分と同じ」と考えてしまうからこそ、トラブルが起きたり、生きづらさを感じることになる。「多様性」が浸透し始めている今だからこそ、改めて頭に留めておかなければと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「ミステリと言う勿れ」(2022年1月期、フジテレビ系、毎週月曜よる9時)

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