自分が100点であること(「君の花になる」第7話)*47

寮母を始めた際に、「みんなを応援して、自分のことを好きになって、自分に花丸を付ける」と決めていたことを明かしたあす花だったが、教師時代に全て放り投げて逃げ出してしまったことを考えてしまい、花丸が付けられないと話す。先日の「8LOOM」のライブでは、学校に再び入れたら、自分のことを好きになって花丸を付けられるかも、と考えたというが、結局学校の目の前で動けなくなってしまったのだった。

バカなんかじゃねえから
ていうか、花丸なんか、無理して付ける必要なくね?
三角とか丸で何がダメなんだよ
花丸なんかのために
嫌なことわざわざ思い出したり
しんどいのに学校行ったり
傷ついてまで乗り越えることなんてしなくていい

あんたに花丸なんかついてなくても
俺にとってあんたはずっと
ずっとずっと最高だから

「君の花になる」第7話

「自己肯定感」を上げていくことが大事と言われていますが、なかなか上げられないことに悩んでいた主人公のあす花にかけられたことばに救われた人の一人です。自分で自分の自己肯定感を上げられないことに悩んで、苦しまなくてもいい。時には周りの人に上げてもらうっていうことも大切なんだなと思いました。


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