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おかえり、ハロスリ

改めて、おかえり〜!(泣) https://news.yahoo.co.jp/articles/f30b97c131d0704c70804bdc318780d4d94a39e9

ハロスリが帰ってきた。ずっとずっと待ち焦がれていた。この時が来るのを待っていた。私が初めてハマッたロックバンド。ラジオから聞こえてきた歌詞とメロディに一聴き惚れしたバンド。

私はただのファンというだけで、直接の友達ではない憧れの存在なのに、でもどこかで「よく見知っていたけど今では疎遠になった友達を心配する気持ち」で待っていたような気がする。

1つには、ほぼ全員が同い年だから、というのも大きいと思う。楽曲を通して、バンドメンバーのことを知ってる気になっているのも、多分大きい。

楽曲の中やライブパフォーマンスでは、“バチバチにカッコいい音”を鳴らし(こんな表現もハロスリに出会ってなければ、知らなかった)彼ら独特の音楽を聞かせてくれるのに、ライブMCになると口下手になるところなんて、ものすごく「解釈の一致」感があった。文字だと饒舌なのに人前でしゃべるのは苦手な自分みたい…。
ライブに行ってから益々、メンバーのことを分かった気になっていった。(つまり、更にハマっていった)

でも…心が折れてしまっていたとはね…。私は何にも知らずに無邪気に「待ってます、戻って来て」と言っていなかっただろうか…。それが彼の負担になるかもしれないなんて、気がつきもせずに…。

『実は解散を選ばなかったのは、どこかでまたやるだろうと思って』
でも一方では、復帰に際して嬉しさと怖さが混じった彼自身がいる。
『「おかえり」と言ってくれる人、待っていてくれた人がこんなに沢山いるんだと思いました。嬉しくもあり、怖くもありという複雑な心境でもあるんですけど。』という言葉が、率直な人となりを感じて、とても良い…。

そして奇しくも、私自身も同じような状況下に居て、ゲームに逃げてこそいないけれど(ゲーム音痴だし…)心が折れて仕事を休んでいる。そんな訳だから、半年ほどしか年が違わない彼に勝手に親近感を覚えるのは、余計に仕方がないとも思う(笑)本当に今の私そのものだ…。

それでも、もし今、彼に声を掛けるとしたら、例えそれが負担になろうとも「待ってました、戻ってきてくれてありがとう」なんです。ファンにとっては、また活動してくれることへの感謝を伝えることしか、できないから…。

ライブに行ける。新しい曲が聞ける。それに、かつての私と同じように、ラジオを聞いて、誰かがハロスリの楽曲と出会って、新しいファンが増えるかもしれない。また「これから」があることが、単純にうれしい。好きな小説の続編が、何十年ぶりに刊行されたような喜び。

ハロスリ、おかえりなさい!

◆シュンタロウさんのエッセイ◆

 https://sp.uta-net.com/today/news.php?id=12164&s=06
シュンタロウさん、おかえりなさい…!

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