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自分の加害性を見つめ直す
これこれ!まさにこういうの!こういう取り組みが今まさに、社会に必要だと思う!!大切にしなきゃいけないのは、こういうことだと思う。
何がハラスメントだか分からない、何が差別と言われるか分からない窮屈な世の中だ…と思う人にこそ届いて欲しい…。
自分さえ問題なければいいんですか?
それが誰かを傷つけたり、我慢を強いることになっていても、ですか?
誰もが加害性をもっているし、人は人を傷つけ得る。そんなことは百も承知だ、何を当たり前のことをと、人は笑うかもしれない。
とはいえ、やっぱり…実際に当事者になってみると…。傷つけたことを否認したくなるものだ。
傷ついたと相手に言われた側になると、私は悪くない!と、言いたくなっちゃうもの。
差別なんかしてないとか、加害なんてしてないとか、言いたくなっちゃうもの。
それでも、そうしたくなる自分を振り切って、私は、自分の持つ加害性と、向き合っていかなきゃならないと思うんだ…。自分のやらかしはこちら→https://note.com/may_eirenote/n/nbf73aff5fffc
こういう状況でセルフネグレクトを行って「こんなに辛いんだ、悲しいんだ傷ついたんだ」と間接的に表現をしてしまう人がいる。僕もそう。
— えいなか(GADHA) (@EiNaka_GADHA) April 11, 2023
でもそれは結局罪悪感によるコントロールになってしまう。それを手放さないといけない。自ら、他者に助けを求めながら生きる力が、人と生きる力に繋がる。
家庭内別居や別居の状況にある人が加害者変容に取り組む中での困難の1つが「もはや、ケアを試みる機会さえ与えられない」という状況だ。
しかし、人はたった1本のLineでも心を傷つけることができる。同時に、ケアをすることもできる。連絡を控えることがケアになることもある。
このような状況における無能感、後悔などの苦しみを、ケアすることもまた、他者をケアできるようになるためにとても大切なこと。
料理を作ってみる、愚痴をこぼす、弱音を吐く、自分の好きな音楽を聴く、お風呂に長く入る、自分を労り、慈しむことに取り組んでみる。
こういう状況でセルフネグレクトを行って「こんなに辛いんだ、悲しいんだ傷ついたんだ」と間接的に表現をしてしまう人がいる。僕もそう。
でもそれは結局罪悪感によるコントロールになってしまう。それを手放さないといけない。自ら、他者に助けを求めながら生きる力が、人と生きる力に繋がる。
先日、とある場所で、問題解決力を身につける為の例題として、高齢者の孤独死をどう防ぐか、みたいなお題が出た。
離婚を防ぐカウンセラーを作る案、独り身同士のお見合いパーティー案が出たり、離婚したら罰金とか、一人暮らしに監視カメラをつける、なんて案まで飛び出した。
問題解決のお題だから、案をたくさん出すのが目的だから(本題から逸れてしまうから)、特に口には出さなかったけれど…。
けれど、あぁ、この人たちには離婚したい気持ちや、結婚したくない/結婚したいのにできなかった人の立場が、その切実さが、想像できてないんだろうな、という諦めが、私の中で生まれた。
既に、街中に監視カメラがあるじゃないか、との意見も出されたけれど…。罰や監視で、どうにかなる問題じゃない。お見合いで、どうにかなる問題じゃない。
当然に誰しも結婚できるものだという前提で考えないで。既にこの世界には多様な人がいる、ということを、忘れないで欲しい。いないことにしないで。
世の中には、結婚したいのに社会制度のためにできない、または、しない選択をする人たちもいることを想定して欲しい。(選択的夫婦別姓しかり、好きな相手が戸籍上同性だと結婚が認められないことしかり)
そして、人が孤独に至らないために必要なのは、罰じゃない。出会いの機会を作ることも、場合によっては必要かもしれないけれど、それより、たぶん、一人一人が自身の持つ加害性を見直すことのほうが、必要なんだと思う。そうしないと、また新たな加害を生み出してしまう。そして、加害を止めたいと願う、そうした人を支援する、加害者支援の視点こそが、大切だと思う。
(共同親権を訴える人々をTwitterで見かける度に、違和感を持つのも、そこなのだ…。
お金(養育費)は払わない人が圧倒的に多いのに、親権だけは共同を求める、という歪さに気がついていない…。
子どもを自分の思い通りに動かしたいけど、養育費は払わないとか、自分と会わせたいけど、お金は払わないとか、払っても加害的な関わりをする人の、なんと多いことか…。
…どうして自分たちが離婚に至ったか、まるで分かってない…。
そういう人たちに限って、例えばシェルターの場所を暴露したり、子どもの連れ去りだと言って騒いでみたり、執拗に粘着しストーカー行為を働いたりする。やってることが、加害そのもの過ぎるのだ…。)