ルノワール展と一緒に楽しめる東京ミッドタウンの話
こんにちは、芽生（めい）です。
先日ルノワール展に行ってきた話を書きましたが、来週の月曜日（8/22）に展示が終わってしまうので、ルノワール展と一緒に巡ると楽しいスポットを紹介しておこうと思い立ちました。
国立新美術館はアクセスが良いですし（東京メトロ千代田線・乃木坂駅直結）、周囲のスポットも充実しているのでふらっと遊びに行っていただけたら、良い一日になること請け合いですよっ。
スペイン料理でランチ
ランチのために東京ミッドタウンのお店を見ていた時に、美術館（サントリー美術館または国立新美術館）の半券でお得なサービスを受けられることを知りました。
ウェルカムドリンクやデザートのサービスなど、お店によって異なるのですが…
私たちが選んだBodega Santa Rita（ボデガ サンタ リタ）というスペイン料理のお店では、グラスワインの赤または白を一杯いただくことが出来ます。
スペインと言えばパエリア！
パエリアの写真を見て「このお店にしたい！」と友人に提案。場所はガーデンテラスの1階です。地図を見ながら場所を確認していたら、スタッフさん（コンシェルジュと言った方が的確であろう上品なお兄さん）が丁寧に案内してくれました。ミッドタウンみたいな東京の建物って広いですからね。ありがたい。
パエリアのランチはサラダまたはスープがついて1200円（プラス250円でサラダとスープを両方つけられます）
前菜の冷製スープ。
トマトが丸ごと一個入ってるんじゃないかってくらい濃厚で、トマトの果肉もごろごろ入っている一杯。オリーブオイルの香りとビネガーの酸味でさっぱりいただけました。
「夏バテに効きそう！」と友人と大盛り上がり。食欲が無くてもするする飲めちゃいそうだなって。
こちらはサラダ。
彩り鮮やかで、一切れのスペイン風オムレツにテンションが上がりました。サラダなのに(笑)
野菜をさらっと揚げてあるのが、食感もさくさくで美味しかったです。このドレッシングにもビネガーがきいているのか、酸味のある味わいでした。さっぱり感が嬉しい。
メインのパエリア。
お肉に野菜に魚介に…と本当に良いとこどりな食べ物だと思います。幸せ。二人前以上だと、頼めば鉄鍋で提供してくれるそうですよ。
向かいの友人は、魚のフリットのランチを頼んでいました。あとは、パスタのパエリアという、名前からして気になるメニューもあったので、次行ったら食べてみたい。ランチセットはこの三種類（パエリア（お米/パスタ）と魚）から選べます。
店内もオープンで明るい雰囲気。
写真の左側の奥にも座席があるので、結構ゆったりできるかと思います。お子さん連れの方もいらっしゃいましたし。窓に面しているお店なので、眺めも良かったです。
新鮮な香りに癒される
良い香りにつられて立ち寄ったのがSalon des Parfums（サロン デ パルファム）という香水専門店。場所はガレリアの1階。
写真はサンプルでいただいた、香水を吹き付けたオシャレなペーパー。手前のバラの香りが気に入って、今でも手帳に挟んで持ち歩いています。
アニック グタールのローズ ポンポン オードトワレという香水だそうで、社会人になったら買おうと心に決めました。
その場で吹き付けてもらったものと、事前に用意されていたペーパーだと香りが全く違うので「新鮮な香水ってこういうことか！」と体感。
眺めてるだけでも十分楽しいのですが、親切な店員さんが色々な香りを紹介してくださるのでオススメのお店。併設されているシガーの専門店も大人な雰囲気で、一見の価値あり。
日本全国の風鈴で夏を感じる
8/28まで、風鈴彩祭という日本全国の風鈴の音を楽しめるイベントが開催されています。場所はミッドタウンのガレリア館内の渡り廊下やエントランスなど。
有田焼や南部鉄器などの伝統的な手法でつくられたものから江戸風鈴まで、見た目も音も様々な夏の風物詩を一挙に楽しめます。
上から吊るされて展示されているのですが、下からふっと息を吹きかけると1個1個の音を聞き比べられるのでオススメ。個人的に南部鉄器の音が耳に残っています。
身近にアートを楽しめる場所
ミッドタウンの5階には、デザインハブというデザインに関する展覧会やイベント、セミナーを開催しているスペースがあります。
写真は8/8まで開催されていた「日本のグラフィックデザイン2016」で見つけた可愛らしいティーバッグ。このように展覧会中は一般の人でも自由に出き、ほとんどの企画展が入場無料。
ルノワール展終了までに開催されている展覧会はないのですが、8/26から「JAGDA学生グランプリ2016」という学生から募集したビジュアルポスターの展覧会が始まるようです。
他にもワークショップ形式のイベントも多数企画されているのでデザインやアートに興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
デザインといえば、ミッドタウンではTokyo Midtown Awardというコンペティションも行われています。次世代を担うデザイナーを発掘するためのもので、その受賞作がミッドタウン内で展示されていることも。
これは４階のスペースで見つけた浮世絵のプチプチ。
最近メルカリを始めて梱包作業が増えたので、こういうので包めたら楽しいだろうなあ、と思いながら眺めていました。他にも置くだけでスマートフォンを充電できる充電座布団など面白い作品が盛り沢山だったのでミッドタウンに行かれた際は探してみてください（この展示についてはWebから正確な案内が見つけられなかったため、現地で確認した情報のみです。）
快適に五感で楽しむ夏の思い出を
王道すぎてスルーしていましたが、ミッドタウン内にはサントリー美術館もあります。
8/28までエミール・ガレ展を開催中。綺麗なガラスや陶器を堪能できます。こちらも国立新美術館のチケットがあれば、入館料が100円引きに。ミュージアムショップやカフェはチケットが無くても入れるゾーンにあるのでふらっと立ち寄っても楽しめます。（ガラス製品や陶器がデザインされたグッズが多いので、台湾の故宮博物院に似ていると私の中で話題に）
ルノワール展同様、こちらもオルセー美術館が協力しているものなので、今年の夏はオルセー祭りですね。フランスにご縁を感じます。
以上、ルノワール展と一緒に楽しめる周辺スポットの紹介でした。見て、食べて、嗅いで、聞いて、触って、五感で楽しめるものが多かった印象。基本的に全て屋内で満喫できるものをご紹介したので、暑い夏を快適にお楽しみいただければと思います^^
それでは、また～。
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