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てはじめのスコーン

スコーンがすきだ。

昔、母とふらっと入ったカフェで気まぐれに頼んだスコーンがもう美味しくて美味しくて、そこからスコーンだいすきになった。

名前がもういいよね。スコーンて。ちょっと鼻に抜ける感じ。気楽な感じする。

なので、最初につくるのはスコーンって決めていた。

いろいろレシピ調べてみて、「スコーンならわたしでも作れるかも」って思ったのもある。なんでかというと割と大雑把に混ぜて焼いたら大丈夫らしい。ほんとかよ。

とにもかくにも挑戦だ!

今回、スコーン作りのために買ってきたグッズ。

人生ではじめてこのサイズの小麦粉買った。ぜっっったい使い切ってみせるぞ…!
スケッパーも網も天板も大きなまな板も全部100円ショップで入手。便利だなあ。まな板は切るようじゃなくて、生地を混ぜたりするときに使おうかなと思い購入した。

最低限の器具を揃えたところでさっそくスコーンをつくるよ!新品の計りも初仕事だ!

強力粉140g
バター50g
ベーキングパウダー8g
卵1個
ヨーグルト55g

材料はいろいろレシピ見た結果、こんな感じにした。薄力粉はまた今度。
本当は砂糖入れるんだけど、入れ忘れた。でもヨーグルトが加糖だったからいいかな…って。最初からアバウト。たのしんでいこう!

どのレシピ見ても、粉っぽくても大丈夫だから、とにかく捏ねるな、捏ねてはならぬと書いてあるので、こねこねしたくなるのを必死でこらえて、切るように材料を混ぜていく。

ヨーグルトと卵を投入した時点では、これまとまるんけ…?と不安だったけど、台に移したら割とすぐ生地らしくなった。見様見真似で何回か折り返す作業してみたけど、合ってるのかよくわからない…。
形を整えて、冷蔵庫で1時間ほど休ませてから、6つに切り分ける。塗り玉の牛乳なかったので代わりに豆乳を塗った。

いざ予熱したオーブンへ!

(なおせっかく買った天板は家のオーブンレンジに全然入らんかった。大きさよく考えてから買おうね。)

180℃で30分。膨らむか心配でオーブンの前でずっと体育座りしてた。これ膨らんでる…?大丈夫…?


大丈夫だったー!!

は、はじめてにしては上出来なのでは?と自画自賛しつつ写真撮ってみる。
背景が白いと映えるって聞いたんだけど、うちの机は焦茶色で映えませんので、ニトリで買ったソファーを背景にする。手がプルプルするよ。

いわゆる腹割れ具合はいまいちだと思うんだけど、失敗しなかっただけでオールオッケー。だってこの前まで計りすら持ってなかったんだぜ。自分でも驚いた。

焼き立てのスコーンにジャムを添えてさっそく頂く。割るとふわぁ〜と湯気が立って、思わず顔をうずめたくなった。小麦とバターが焼けた香りは罪深いな!

素人がはじめてつくったスコーンでも焼き立てはこんなおいしいんだね、って感動した。うまいうまいと食べてくれる夫にずっとドヤ顔してた。ドヤァ。

この成功に調子づいて次の日もスコーンを焼いた。
このときは少し薄力粉も混ぜて、ヨーグルトを牛乳にしてみたんだけど、牛乳が多かったのか粉が少なかったのか、生地がベチャベチャになって全然まとまらず。調子乗りすぎた。

生地休ませてもベタベタしてて、切り分けるのも一苦労だった。


2回目のスコーンがこれ。形がなんとも不細工ですがこれも愛嬌ということで。焼き立ての魔力で充分おいしかった。なんなら味だけなら1回目よりおいしかったかもしれない。人もスコーンも見た目じゃない。

強力粉と薄力粉の割合かえたりするとまた違ってくるんだろうな。全粒粉とか入れたやつもつくってみたい。ど素人でもこんなハマる魅力があるスコーン、奥深い。

はじめて食べたとき、神様のおやつか?って思うくらいおいしかったスコーン。

まさか自分でつくる日が来るなんて。
まだまだ神様から及第点をもらえるスコーンではないけれど、いつかとびきりおいしいスコーンをつくりたいな。

とにもかくにも、いい感じで小麦活動のスタートが切れた。うれしいな。これからもがんばろう。