見出し画像

面倒な手続きを「省略する」は英語でなに?nook and crannyってどういう意味?

「省略する」は英語でなんというでしょうか?

お気に入りの海外ドラマを見ていて、省略に関する面白い表現を見つけたのでご紹介します。

タイトルの"nook and cranny"というフレーズも「省略する」という言葉と一緒に使えそうな面白い言葉です。

画像5

省略する

"省略する"は日本語で、

簡単にするため、文章や手続きの一部を省くこと。

という意味だそうです。

言葉を「短くする」という意味で使われるのは"abbreviate"

abbreviate

簡潔にする、短くする、短縮する、省略する、簡約する

They often abbreviate pounds as Lbs. 
彼らはよくポンドをLbsと省略します。 (英辞郎より)
abbreviate a word  言葉を省略する


略して

略して〜と言いたい時は"for short"を使います。

Robert is called Rob for short.
Robert は、略して Rob と呼ばれている


頭文字、頭字語

acronym
頭文字、頭字語

North Atlantic Treaty Organization NATOのように、頭文字を並べたものが一つの単語として発音可能なもの(英辞郎より)


omit とabbreviateの違い

abbreviateは「短くする」と言いたい時に使われるのに対して、omitは完全に消す、なくす、という意味での「省略する」という英単語です💡

Don't omit his name from the list.
その名簿から彼の名前を落とさないようにしなさい. (weblioより)
omit a word or phrase  文字を省略する(消す)
Subjects are often omitted in Spanish. スペイン語では主語がよく省略される


面倒な事務処理を省略したい時は...

面倒な事務処理を省略したい時、"skip"が使いやすい表現ですが...

Let's skip the introductions . 挨拶を省略しましょう


面倒な事務処理を省略したい時、"cut through"という表現も使えます。

cut through
~を通過(横断)する
(刃物で)切り開く、突き刺す
(手続きなどを)手早くすませる(=省略する)

海外ドラマ「ウォーキングデッド」では、ユージーンという男性が"cut through"という表現を使っています。彼は難しい言い回しをよくするのでとても勉強になります💡

あることがきっかけで、ウォーカー(ゾンビ)の心配をせず、食料や物資も手に入るコミュニティに入ったユージーンは、自分の仲間にもこのコミュニティに入って欲しいと考えるようになります。

しかしそれには膨大な手続きや、"尋問"を受ける必要があります。

自分の仲間たちにはそのような面倒ごとを「省略」できるようにさせてあげたいので、手続きを手早く済ませられないか(省略できないか)、友人のステファニーに質問します👉

画像1

画像2

隅々にわたる(every nook and cranny)、膨大な数のお役所手続き(red tape)のことを考えると...

画像3

ちょっとアドバイスをくれないか考えていたんだけど...

画像4

どうやって省略できるのかについて。

cut through the red tape
お役所的形式主義を省く、お役所的な手続きを省略する(切り抜ける)

red tapeはお役所的な手続きという意味。

cut throughは切り抜ける、という意味があるのでそこから面倒な手続きも手早くすませる、という意味がきてそう。

cut through a city
都会を通り抜ける
cut through a forest
森を通り抜ける(横切る)

nook and crannyとは

nook and crannyという表現が出ていましたが、これはありとあらゆるところ、隅々まで、という意味です。

each(every) nook and cranny
ありとあらゆる場所、至る所

ちなみにnookは片隅、引っ込んだ場所という意味で、crannyは(壁・岩などの)割れ目という意味です。

look in each nook and cranny
隅から隅までくまなく捜す
in the nooks and crannies of the Internet
インターネットの隅々で


この記事では「省略する」、に関連する英語についてまとめました👩‍🏫

タイトルの"nook and cranny"はどういう意味なのかについても調べてみましたが、なかなか面白い表現ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?