見出し画像

なんでもないぼくの一日半。

昨日はパートナーと立川のIKEAへ。
真っ白で発色のよすぎる部屋のLED照明を、もうすこし温かみのある色のものにしたくて探していたのだ。
ネットには素敵なものがたくさんあったけれど、何でこんなに高いの?っていうくらいなものばかりで断念。
妥協したくないなぁ...と思ってはいたけれど、予想外に気に入ったものが見つかった。
まるで迷宮のようなIKEA店内を冒険すること2時間、店の策略通り(?)ほかにもちょこまかとカートに入るモノたち。
それでも全部で17,000円。
セルフレジで、ピッピとお会計もスムーズ。
冒険を終え、立川をあとにする。

重たい荷物を抱えて乗った中央線はなかなか混んでいたけれど、幸いにもふたりともすぐに座れてラッキー。
くたびれてしまったぼくはちょっとウトウト。
休みの日こそ元気でいたいのに、なぜだかいつもすぐに眠たくなってしまう。
疲れが抜けていないのだろうか。
いや。
彼女が横にいてくれて安心だからだということにする。
だって、ひとりだったら寝ないもん。

すこしだけ寝てスッキリしたので、帰りは新宿で寄り道。
土曜日のnoteにも書いたけれど、いよいよくたびれたお気に入りのスニーカーの後継者を仕入れにオニツカタイガーへ。
店員さんはとても丁寧で、あれもこれも履いてみたいというぼくらに嫌な顔一つせず、それぞれのモデルの特徴を説明しつつ、納得のいくまで付き合ってくれた。
靴は服より失敗できない。
すこしでも違和感があれば直ちに疲れてしまうし、痛みが出るようなことがあればアウトだ。
色味、履き心地、ふたりで8足くらいは試しただろうか。
おかげでふたりともお気に入りの一足をゲット。
いい買いものをさせてもらって、感謝している。


彼女は昨日もおいしいごはんを用意してくれた。
辛いものが食べられないぼくのために、甘口カレーを和風にアレンジしてくれた。
TVを見て参考にしたらしいけれど、料理ってやっぱりアイデアだなぁと感心する。
ルーに梅干と醤油とウースターソースを少々。
具材は鶏肉と長ネギ、ショウガ。
ごはんを盛り、ルーをかけて、さいごに揚げたささがきゴボウを乗っけたら、おいしい和風カレーのできあがり。
ぼくは料理づくりに一切関わっていないのにドヤ顔でこれを書いていることに今気づいたけれど、気にしないで淡々と書く。
これはほんとうにおいしかった。
カレーに長ネギとショウガって、と思ったけれど、何とも言えない絶妙なマッチングでカレーがサッパリするのだ。
途中、かぼす汁を少々。
これでさらに、爽快さアップ。
夏にぴったりの、爽やか和風カレーだった。

そういえば、彼女とふたりで暮らすようになって気づいたことがある。
「彼女の食べるはやさが異常」なのだ。
ぼくも大概はやい方だと思ってはいたけれど、ほんとうに彼女にかなわない。
いつもふたりとも同じ分量なのに、気づくと彼女が先に完食している。
それなりに会話はしているつもり。
おいしいね、とか、何入ってるの?とか。
口へ運ぶ回数が多いのか、ひと口が大きいのか。
まさかまったく噛んでいないのかとも思ったけれど、ちゃんともぐもぐしている。
別に競うものでもないと思うのだけれど、これは今度研究しておく。
ある日圧倒的なはやさでブッちぎって完食して、ぼくもできるところをを見せつけてやるのだ。

すてきなおうちごはんのあとは、いつも通りお酒を飲む時間。
あまり時間がなかったので、昨日はチーズとナッツをおつまみに、ウイスキーとワインでさらっと。
あんなに満腹になったのに、食事のあとのこの時間に食べるものは別腹。
満たされて、そのまま就寝。
昨日もしあわせな休日の締めくくりだった。


今日も今日とて掃除から。
目覚めたときには彼女は仕事に出ていたので、いつも通りお風呂とお部屋とキッチンを。
キッチンに「お」がつけられないなぁと思ったけれど、横文字なので当たり前だ。
お台所。
そんな呼び方をしたのはいつまでだっただろう。
そして「横文字」という言い方も大概だ。

しっかり掃除をした。
この前掃除機などのフィルターを掃除したときの話を書いたけれど、今日もホコリの塊を見て同じようなことを思った。
これはこの家で過ごしたぼくらの時間が積み重なっている証拠。
一ひと通り終えたので、仕事へ。
途中、本屋さんに寄る。
今日は待ちに待った『キングダム』最新刊の発売日。
仕事が終わったらゆっくり読もうと思ってはいたものの、うっかり始業前に読了。
ネタバレするといけないから詳しくは書けないけれど、涙なしでは読めない55巻だった。
中華統一に向け、絶対に負けられない。
朱海平原の戦い、結末はいかに。





なんでもないぼくの一日半。
みんなをただの日記に付き合わせてしまったことに、今さら気づく(確信犯)。
それでもぼくはこうしてnoteを書きたいと思ってしまう。
中身に何かの学びや気づきがあるかどうか。感動があるかどうか。
そんなことを気にしてしまいながらも。

ここにはいろんなジャンルの記事を書く人たちがいる。
小説も、短編も、エッセイも、日記も。
ぼくはそのどれもが好きだ。
小説をメインで書いている人が、たまに自分の何でもない一日を書いてくれる。
その意外性に引き込まれ、もっと好きになる。
その逆ももちろん。
書きたいことを、その日の気持ちや温度で書いてくれるnoteは、その記事一つひとつがその人を形作るものであって、それらを読めば読むほどにその人の魅力に触れるものなのだと思っている。
そうなりたいとかなんとかという話ではないけれど、だからこそ。
いろいろ書かせていただいています。

いつもお付き合いありがとうございます。
今日からお仕事復帰の方も多いと思いますが、張りきりすぎて身体がびっくりしないよう、気をつけてくださいね。

それでは。
長くなりましたが、今週もよろしくお願いします。







いいなと思ったら応援しよう!

だいすーけ
いただいたサポートは、ほかの方へのサポートやここで表現できることのためにつかわせていただきます。感謝と敬意の善き循環が、ぼくの目標です。