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【映画】密輸1970

どうもmaxiです。

行ってきました!

『密輸1970』
面白いと聞いていたのですが

上映館が少ない!!

上映回数も少ない!!

これは見れなかった映画たちシリーズ入りか…と思っていましたが…


なんとかいけました!!
やったぜ!!

という事でリュ・スンワン監督の最新作

『密輸1970』のお話したいと思います!


密輸1970


監督 
リュ・スンワン

主演 
キム・ヘス
ヨム・ジョンア

あらすじ

1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。
リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。
ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。
その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、
出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。
密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、
苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった……。

密輸1970

基本的な話になりますが

日本で上映される韓国映画は

完成度が高い作品が多い!!

好き嫌いはあるにしても軒並みクオリティの高い作品群が日本では上映されています。

日本で一番有名になった韓国作品でいえば
第72回カンヌ国際映画祭<最高賞>パルムドール受賞
第92回アカデミー賞で作品賞も受賞した
ポン・ジュノ監督の
『パラサイト 半地下の家族』がありますね!!

韓国映画界は日本ともハリウッドともシステムが違うと言う点はあるのですがそれはまた別の機会に。


リュ・スンワン監督はどんな人?

傑作、名作、怪作映画たちを
グローバルマーケティングしながらクオリティの高い作品が揃う韓国映画界で

リュ・スンワン監督は人気のヒットメーカー監督です!

いったいどんな人でしょうか?

【プロフィール】

1973年12月15日生まれ。96年、初の短編映画『変質ヘッド(原題)』を制作。パク・チャヌク監督『三人組(原題)』(97)の演出部で働くなど長い下積み後に、インディーズで制作した『ダイ・バッド~死ぬかもしくは悪(ワル)になるか~』(00)で青龍映画賞新人監督賞を受賞。16mm作品でありながら、韓国アクション映画ファンに衝撃を与え観客が殺到、35mmにブローアップして拡大公開するというセンセーショナルなデビューとなった。以来、ジャンルの枠に閉じ込められない新鮮な発想と、社会に投げかける鋭い視線で、名実ともに韓国ジャンル映画を代表する監督として活躍している。
主な作品に、『血も涙もなく』(02)、『ARAHAN アラハン』(04)、ベルリン国際映画祭に正式出品された『生き残るための3つの取引』(10)、『ベルリンファイル』(13)、『ベテラン』(15)、『モガディシュ 脱出までの14日間』(21)など。 本作では、大鐘映画祭監督賞のほか、青龍映画賞最優秀作品賞を受賞した。

密輸1970

下積みを積みながら映画を作り
ヒット作を飛ばして、海外からも評価される。

更に作る作品は面白い!!!

面白さを知らない人でも今回の
密輸1970』
を観れば間違いなく理解できるはずです!!


史実から生まれた話

この作品はあらすじからも分かるように
海洋密輸をテーマにしたケイパーもの。

ケイパームービーです

【ケイパーとは】

俗語で「犯罪」を意味する「ケイパー(caper)」。 「ケイパームービー」とは、一般的にはそれぞれが得意技を持つプロの犯罪者集団を主役に、緻密な計画で難攻不落の大きな獲物を狙う映画のこと。

フィルマガ

つまりは法律・倫理的には正しくないがプロの犯罪者集団の活躍を描くアクション作品と思ってもらえればOKです!!

この『密輸1970』は1970年代に実際に盛んに行われていたという海上密輸に関する資料から作られたとのこと。


見たことのない完璧な水中アクションシーン

密輸1970』
□ドラマ
□犯罪要素
□仕掛け
□シスターフッド
□アクション
□キャラクター

全ての要素が盛り盛りなのに
全然うるさくない!!
それどころか

もっとください!!
と言わんばかりの展開と内容で観ている間中ずっと楽しいいのだが

突筆すべきは

海女さんたちの水中アクションシーン!!!


これを観て誰もがうなるはずの最高アクションシーン!!

水中といういわば人間にとっては動きにくいハンデしかない場所で

メインキャスト達の海女さんが
海女ゆえに悪者を
海女の力で倒していくという超納得の最高展開!!

また演出と音声の効果もあって全く鈍重に感じられない!!

めちゃくちゃ楽しくて爽快感が最高のシーンです!!

ちなみにこのシーンは
海女さん側も敵側も
俳優さん達が専門家に3ヶ月訓練を受け
海の恐怖感を取り除き動けるようになり
さらにワイヤーなどを用いて撮影された
苦労の結晶
なのです!!!

お陰で私たちは最高のシーンを観せてもらいました!!

終わりに

頑張って時間を作って観に行けてよかった!!

もしもこれをサブスクで見ていたら

「映画館で観たかったぁぁぁぁ・・・・」

と間違いなくなっていました。笑

早めに行こう映画館!!!


リュ・スンワン監督作品は
この後
大ヒットした
『ベテラン』の続編

『ベテラン2』が公開を控えています!!

こちらもとても楽しみです!!

それまでに観れていないリュ・スンワン監督作品も
追って見ていきたいと思います!!

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