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【ラジオ・本】プチ鹿島さんのおすすめ本

どうもmaxiです。

今日は本の紹介です!

TBSラジオ
毎週月曜日〜木曜日
22:00〜23:55
アフター6ジャンクション2
2025年1月8日の放送
ビヨンド・ザ・カルチャー <本>についてアレコレ語らう『ブック・ライフ・トーク』 feat.プチ鹿島
にてプチ鹿島さんの紹介本が面白すぎまして、今日はそちらの紹介です!


『正義の行方』

【内容紹介】

文化庁芸術祭賞大賞、ギャラクシー賞選奨を受賞、映画化も決定した映像ドキュメンタリーの名作を書籍化。芥川の名作『藪の中』のような、圧倒的な読書体験。
1992年2月21日、小雪の舞う福岡県甘木市の山中で、二人の女児の遺体が発見された。
現場に駆け付けた警察官が確認したところ、遺体の服は乱れ、頭部には強い力で殴打されたことを示す傷が残っていた。
二人は、約18キロ離れた飯塚市内の小学校に通う一年生で、前日朝、連れ立って登校している最中、何者かが二人を誘拐し、その日のうちに殺害、遺棄したものと見られた。
同じ小学校では、この3年3ヵ月前にも同じ1年生の女児が失踪しており、未解決のまま時が流れていた。
福岡県警は威信を懸けてこの「飯塚事件」の捜査にあたることになる。わずかな目撃証言や遺留物などをたどったが、決定的な手がかりはなく、捜査は難航する。そこで警察が頼ったのが、DNA型鑑定だった。遺体から採取した血液などをもとに、犯人のDNA型を鑑定。さらに、遺体に付着していた微細な繊維片を鑑定することによって、発生から2年7ヵ月後、失踪現場近くに住む久間三千年が逮捕された。
「東の足利、西の飯塚」という言葉がある。栃木県足利市で4歳の女児が誘拐され、殺害された足利事件は、DNA型鑑定の結果、幼稚園バスの運転手だった菅家利和さんが逮捕・起訴され、無期懲役判決が確定したが、発生から18年後にDNA型の再鑑定が決まり、再審・無罪への道を開いた。
その2年後に起きた飯塚事件でも、DNA型鑑定の信頼性が、問題となった。
DNA型、繊維片に加え、目撃証言、久間の車に残された血痕など、警察幹部が「弱い証拠」と言う証拠の積み重ねによって久間は起訴され、本人否認のまま地裁、高裁で死刑判決がくだり、最高裁で確定した。
しかも、久間は死刑判決確定からわずか2年後、再審請求の準備中に死刑執行されてしまう。

本人は最後の最後まで否認したままだった。

久間は、本当に犯人だったのか。

DNA型鑑定は信用できるのか。

なぜこれほどの短期間で、死刑が執行されたのか。

事件捜査にあたった福岡県警の捜査一課長をはじめ、刑事、久間の未亡人、弁護士、さらにこの事件を取材した西日本新聞幹部に分厚い取材を行い、それぞれの「正義」に迫る。
「ジャーナリストとして学んだことがあるとすれば、どこかひとつの正義に寄りかかるんじゃなくて、常に色んな人の正義を相対化して、という視点で記事を書くという考えに至ったんです」(西日本新聞・宮崎昌治氏)

いったい何が真実なのか。

誰の「正義」を信じればいいのか――。

講談社BOOK倶楽部


死刑制度の是非は人によって考え方が全然違うと思いますが、正義の名のもとに、真実かどうかよりも目の前の都合の良い『事実のように見えるもの』に飛びつく。

これは恐ろしい事では?

自分や家族や友人が同じような状況になることもあり得るそう考えると改めて法律や司法についても自分自身きちんと考えないといけないと思わされました。
必読です。

『対馬の海に沈む』

【あらすじ】

人口わずか3万人の長崎県の離島で、日本一の実績を誇り「JAの神様」と呼ばれた男が、自らが運転する車で海に転落し溺死した。44歳という若さだった。彼には巨額の横領の疑いがあったが、果たしてこれは彼一人の悪事だったのか………? 職員の不可解な死をきっかけに、営業ノルマというJAの構造上の問題と、「金」をめぐる人間模様をえぐりだした、衝撃のノンフィクション。

集英社

こちらも真実が『何故か失われてしまったケースの話』で、まるでよくできた小説の様な『事実』を描いたノンフィクション。
世界は恐ろしい事が溢れている。そして真実を追求しようとする人がいる。
恐ろしくても読んでみたいと思わされました。
こちらも必読です。

『半信半疑のリテラシー』

【本の内容】

ニュースを疑え!
時事芸人による渾身のメディア論

フェイクニュースやポスト真実、
沈黙や忖度、冷笑主義がはびこる今こそ、
必要なのは「半信半疑」の姿勢である−−−−。

新聞14紙を読み比べる時事芸人・プチ鹿島による
ここ数年の時事コラムとメディア論の総決算!

東京五輪&パリ五輪の報道姿勢、
安倍政権と新聞各紙との距離感、
旧ジャニーズ問題とメディアの沈黙、
スポーツとスポーツ新聞のゴキゲンな関係、
猟犬としての週刊文春と松本人志報道、
ネットニュースとコタツ記事の裏側、
ますます大きくなる地元紙の役割etc.

下世話な野次馬精神とのぞき見感覚が
時に真摯なジャーナリズムに肉薄する、
その鋭い視点と読解、考察に刮目せよ!

ニュースを疑え!
時事芸人による渾身のメディア論

フェイクニュースやポスト真実、
沈黙や忖度、冷笑主義がはびこる今こそ、
必要なのは「半信半疑」の姿勢である−−−−。

新聞14紙を読み比べる時事芸人・プチ鹿島による
ここ数年の時事コラムとメディア論の総決算!

東京五輪&パリ五輪の報道姿勢、
安倍政権と新聞各紙との距離感、
旧ジャニーズ問題とメディアの沈黙、
スポーツとスポーツ新聞のゴキゲンな関係、
猟犬としての週刊文春と松本人志報道、
ネットニュースとコタツ記事の裏側、
ますます大きくなる地元紙の役割etc.

下世話な野次馬精神とのぞき見感覚が
時に真摯なジャーナリズムに肉薄する、
その鋭い視点と読解、考察に刮目せよ!

扶桑社

こちらは本を紹介していたプチ鹿島さんが最近出版された本です!
新聞を読まなくなって久しいですが、毎日14誌の新聞を読み比べているプチ鹿島さんの視点。
宇多丸さんの本の紹介だけで
「この本絶対面白い!」
と思わせてくれました。
私の感覚の朝日新聞と、現状の朝日新聞はだいぶ異なっている話も興味深いし、新聞の立ち位置や、主要紙の代わりに台頭しているメディアの話も面白かった!!

これも必読ですね!!


おわりに

ということで今日はアトロク2のプチ鹿島さんのトークと、本の紹介が面白かったので取り上げてみました!
また是非きて本の話をしてほしい。
時間が足りませんでしたね!!
是非radikoやpodcastで聴いてみてくださいね!

更に会話の中で出た他のおすすめ本

漫画サザエさんの面白さ

森喜朗元首相の本のヤバさ。笑

どちらも読みたいですねぇ。
時間が作れたら是非読みたいところです。

というか

必読が多すぎて困るのよ!!!

1日24時間じゃ足りないなぁ……。笑





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