転職日記1日目「ZOOM面談」

人生で初めて転職活動を行っている。

だが実は人生で初めてではない。
前の課長と馬が合わず転職を考えていた時期があった。
ただ、ちょうど在宅勤務が始まりクソの課長と会う機会も減ったので先延ばしにした。
といっても、この時の転職活動というのも某エージェントと45分くらい話しただけ。だからノーカンということにしている。

さて、今の課長とは悪い関係ではない。
転職の理由はもっとポジティブで、新しい業界に手を伸ばそうと考えている。
今の仕事は楽しいがあまり将来性がない。
今は金融機関で働いている。
何十年も仕事の内容は変わらない。そしてそんな事をしているおじさん達が沢山いる。
給料はいいが、特に楽しくはない。
あぁ、5行で体裁が折れてしまった。
そう、楽しくない。
新しいことがしたいのだ。
ルールも嫌いだし。

しかし悩むことはある。
この会社が光らなければ一生陰に居続けるのだろう。
今の会社はしっかりと光っている。ブランドもある。
果たしてこの会社がそうなるのか。

それは俺にかかっている。
今から入社するこの俺こそが太陽だ。
この太陽系の中心だ。
全員俺の重力についてこい。
大丈夫。
絶対に離しやしないぜ。

ちなみに太陽は太陽系の質量の99％以上を占めるらしい。

太陽でか。

そら昼は明るいし夏は暑いよ。
そんな影響力のある人間になるんだぜ。

そのためにまずは見た目の印象を磨くぜ。
この日本は印象と雰囲気と言ってることが大事になる。
一生付き合いたくなる雰囲気を出すぜ。

実は今80キロある。
理想は65キロ。
15キロ減らすのはそう簡単じゃないだろう。
しかし俺は太陽になるためなら何も臆さない。

太陽みたいに輝きたいだろ。
うんうん。

邪魔すぎ。

タイトルをZOOM面談にしていたのを今思い出した。
人生で初めてZOOM面談をした。
とにかく扱いにくい。
まず緊張感がない。
あと間が取りにくい。
わざとらしく相槌をうたないと話しにくそうだった。
いつかやりやすくなる画期的な方法が出来るといいな。
そう思ったので俺は一つの方法を思いついた。
この方法はきっと強要するものでは意味がない。
それはマナー講師と一緒だ。
だから技術介入でどうにかするのがいいはずだ。
そこで考えたのが、これだ。

「スーパー集音マイク面談」

ASMRのマイク並みに声を拾うマイクを使うんじゃ。
そしたら相槌はおろか些細な息遣いや唾を飲み込む生々しい水々しい音も聞こえる。

「ﾝﾁｬ…ｽﾞｽﾞｯ…ﾌｯ…」

めちゃくちゃ鬱陶しいだろう。
しかし、効果的だろう。
面談はそもそも話をする以外必要なことは無い。
この環境は凄まじい緊張感が両者に生まれることになる。
そう。あまりにも少ない緊張感を無理やり叩きあげるのだ。

なんか変わるでしょ。
いつかやってみたい。

写真は一昨日行ってた洞爺湖付近の写真。
雪の中の運転はスリリングで楽しかった。

おやすみ。