『深夜のファミレス』は漫画好き必聴ラジオ番組だ!
『深夜のファミレス』というラジオ番組をご存じだろうか?
“漫画好きのためのラジオ番組”と銘打たれた通称『深ファミ』は、ダイスケ、マモル、シュンタロウの3人が毎回愛する漫画について語る。
『深ファミ』は漫画好きなら聴くべきだし、一度聴いたら僕みたいに過去回を聴き漁ってしまうほど面白いラジオ番組だ。
話題作から名作まで 幅広い漫画テーマ
基本的には、毎回なにか漫画を持ちよってそのおもしろさやオススメポイントを3人で語るという流れの『深ファミ』。
紹介される漫画は幅広い。最近だと『マイホームヒーロー』や『呪術廻戦』、『宇宙兄弟』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『BLUE GIANT』などなど……数えだすとキリがない。これまで何十作品と(もっと?)紹介している。
紹介する漫画が多いということは、3人の読んでいる漫画量がとんでもないことを意味している。有名どころだけじゃなく、アプリで配信している漫画もチェックしているのが理由だろう。
放送回の一覧をざっと見るだけで、きっと知ってる作品や自分も好きな作品が見つかると思う。まずはその回から聴き始めるのもオススメだ。
3人の心地いい空気感
トークをくりひろげる3人の仲がよさそうなのが、聴いていて心地いい。
ラジオ番組で、たまにパーソナリティーの息が合っていない番組がある。そういう波長は聴くだけで案外わかるものだし、なんとなくでも嚙みあっていないトークは長時間聴くのに向いてない。
反面、『深ファミ』の3人は阿吽の呼吸だ。最初と最後の挨拶を順にしていくところを聴くだけでも気持ちいい。
ダイスケさんはアツさを持っている人で、「この漫画のめちゃくちゃいいところをどういえばいいだろう」という感じで、言葉を探しながらも言葉以上の情熱があふれているイメージだ。
マモルさんはトークのリズムを作っている。比較的聞き役に回ることが多いマモルさんだが、あいづちやナイスなリアクション、素朴な質問がトークをすごくいいものにしている。
そして、僕がとくにすごいと思っているのはシュンタロウさんだ。シュンタロウさんはとにかく解説が上手い。
「~だから~ってなって~だよね」みたいな論理的な話し方をいつもしている。声しか情報がないラジオ番組において、これ以上リスナーにとってわかりやすくてありがたいパーソナリティーはいないだろう。
3人がくりひろげるトークは絶妙なバランスでできており楽しい。深夜のファミレスで語られるトークのようなだらっと感も。
聴き心地のいいラジオ番組だ。
公開収録行きたいけど行けません……(泣)
以前、思いきってXのDMで番組の感想と漫画のリクエストを送ったことがある。
推しラジオ番組にDMを送る緊張はなかなかのものだった。なるべく「おもしろいです!! いつも楽しみにしています!!」ってことが伝わる感想を送った(ただのファン)。
すると、とても丁寧な返信が返ってきた。リクエストした『スキップとローファー』について語っている過去回を教えてくださり、うれしいですとお礼も言ってくださった。
全体的にすごくいい雰囲気のラジオ番組だと思う。番組自体も3人のことも応援したくなるというか。
『深夜のファミレス』は漫画好きが聴くべき、僕の大好きなラジオ番組だ。