リモートワーク5年目・2歳児ママがおすすめする”家族全員在宅ワーク”の乗り越え方
ついに緊急事態宣言が発令されましたね。臨時休校要請は延長となり、この緊急事態宣言をきっかけに保育園休園や自粛も相次いぐなかで対応に追われている働くママ・パパは多いのではないでしょうか。
私自身はnoteで何度も書いている通り、「時間と場所にとらわれないビジネス・働き方」を確立していたので、このようなリモートワークになったところで…正直あまり大きな変化はありません。(DINKS時代から「らしく働く」を確立しておいたのは、心の底から良かったと思っています!)
個人的にもMaVie(マヴィ)的にも当たり前の「リモートワーク」。従来からオンラインでも支援する事業をしているため、メンバー全員が常駐など”決まった時間に決まった場所に出社をして時間を拘束される”ということはありません。そのため、時間の使い方はセルフコントロールが必要。すべてにおいて自己管理と自己責任となります。
しかしこの事態になるまで、リモートワークが解禁されていない会社に所属する友人たちは、突然の在宅ワークにとにかく不安そう。。休園・自粛要請のなか働くママ友からは「子どももいて、どうやって仕事しているの!?」という相談が最近とても増えてきました。
そこで少しでも困っている方に向けて、私の経験(リモートワーク5年目✕2歳児ママ)が役に立つかも!?と思い、今回は子どもがいながらの「リモートワーク」をテーマに書き進めたいと思います。
リモートワークはスキル
よくリモートワーク、在宅ワークというと「自宅で家事をしながら、ゆるっと仕事しているのでは?」と思われる方も少なくないと思います。やっとリモートワークが普及してきて、「リモートワークはそんなに容易くない」ことが理解されてくるのかぁと思いながらこのnoteを書いています。
子どもいる・いない関係なくリモートワークでは、「時間の使い方」と「コミュニケーション力」がすべてを握ると言っても過言でないくらい重要。
まずは、この2つについて書いていきます。
①時間の使い方
リモートワークは、その日の働く場所が「自宅」なだけです。仕事の業務量はなにも変わりません。
そのため分刻みで社外とのオンラインミーティングや、社内メンバーとのミーティングが入っていたり。その合間には、各種業務連絡の確認や返信したり、作業をしたりしていると、ランチや休憩時間を取れないこともあるくらい。あっという間に1日が終わります(笑)
私の場合は在宅ワークだと、とにかく働きすぎてしまう傾向にあるので、意識的にその日の時間割をざっくり固めています。ポイントは、ミーティングではない業務もGoogle Calendarにいれることで、仕事のリズムがつくし「あれ、あと今日やることなんだっけ?」ということもなくなるのでオススメです。
(例)
9:00-10:00 オンラインミーティング①
10:00-11:00 A案件の確認・作業 ※ミーティングではない
11:00-12:00 オンラインミーティング②
12:00-13:00 ランチ
13:00-14:00 オンラインミーティング③
14:00-15:00 B案件の資料作成/デザイン確認 ※ミーティングではない
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1つ1つのタイムスケジュールが早く終わった場合、余白時間の使い方は自分次第。おやつ休憩してもいいし、掃除機かけてもいいし、夕飯の準備してもいいし、他の仕事進めても◎
子どもがいる在宅ワークだと、さらに時間の使い方にコツがあるので、このあとに書いていきます。
②コミュニケーション力
オフィスで同じ空間にいるから「気軽に話しかけて解決!」していたようなことも、すべてslackなどのチャットでテキストコミュニケーションとなるとパフォーマンスが落ちる人は一定数いるのは事実。フリーランスや副業人材が増えていますが、オフライン・オンラインともにコミュニケーション力が高い人は本当に少数だと実感しています。それくらいオンラインでの仕事というのは、コミュニケーションスキルを要します。
この伝え方で本当に相手は理解できるか?
この資料の見せ方で、きちんと意図が伝わるか?
しつこいくらいきめ細やかに配慮しながら仕事をしていくことで、オンラインでもコミュニケーションがとってもスムーズになります。オンラインコミュニケーション力については、以前書いたこちらのnoteに詳しく書いてあるので、よかったらご覧ください!
子どもとの在宅ワークの肝は、時間を割り切ること
幼稚園や小学生以上のお子さんをお持ちの家庭は、もう1ヶ月以上休園・休校要請でお子さんとの在宅ワークが続いている方も多いのではないでしょうか。そして緊急事態宣言が出されたことによって、保育園までも休園や自粛になり、今まさに働く親だれもが大変な時期。
まさに私も2歳半の娘と共に在宅ワーク中ですが、産まれたときから子どもと一緒に在宅ワークをしているので、子どもと一緒にいながら効率よく仕事をするための時間の使い方は掴めているつもりです。
たくさん昼寝してくれていた時期はとっくに過ぎ、今は体力溢れるパワフルな2歳児と過ごすのでなかなか昼寝をしないうえに、変な時間に寝てしまうと夜寝なくなる…という成長に伴う課題も発生。
そのためなるべく日中は、オンラインミーティング以外は子どもを優先することを決めています。もちろん過去には日中に子どもを見ながら仕事をしようと試みたこともありますが、「仕事がしたい!」と焦る親と「かまってほしい!」子どものせめぎ合いからは何も良いアウトプットは生まれません👼
それからは、時間の使い方をこのように割り切ることに決めました。
・日中は、オンラインミーティングのみ優先!
・頭を使うような集中したい仕事は、子どもが起きる前 or 寝たあとに
・”ながら”でも出来る作業系は、スキマ時間にササッと対応
子どもが1人で集中して遊びだしたとき
お昼寝
Eテレタイム
などチャンス(隙間時間)は意外とたくさんある
・日中対応しきれなかった今日期日のタスクは、夜や翌朝にまわす。
私の場合はこれで、とっても効率よくなりました!
日中は子どもと過ごすことを優先しているので、子どももストレスを溜めないで穏やかでいれてると思うし、自分も余裕を持って子どもと接することが出来るので親子ともに幸福度UPとなる”時間の使い方”に割り切ってシフトすることはおすすめです。
子ども在宅 ✕ オンラインミーティング問題は、夫婦で解決
最近よく相談されるのが、この問題。「ミーティングのときは、子どもはどうしているの??」という質問もよくメッセージで飛んできます。
我が家の場合ですが、夫も在宅ワークになっているのもあり、お互いのオンラインミーティングの時間を共有しています。そして重ならないようにすることがポイント。
社外の打ち合わせのときは、ミーティングをしない方が娘を外に連れ出して散歩したり公園で遊んだりしています。雨の日は、別室対応。
別室で遊んでもらっても飽きると「ママー!」と走ってやってくるので(笑)、ママメンバーも多い自社ミーティングや子どもの声がしても問題ないときは、特に気にしていないですが、社外の大事な打ち合わせのときはなるべく外に連れ出してもらってます。
雨の日は仕方ないので、夫に別室で飽きないように(難題!w)遊んでもらったり、車でドライブしたり。夫がいないときは好きなDVDを見せたりして対応しています。
社外の打ち合わせでも子どもの声がしてもOKな場合と、そうでない場合があると思うので…そのあたりの温度感も含めて臨機応変に対応しています。
番外編!子どもに励まされたほっこりエピソード
最後に、ほっこりエピソードを紹介。
先日とある作業で私が集中していたら
隣にたくさん差し入れを置いてってくれました。癒やし😌
ひとまず緊急事態宣言は5月6日までですが、今後の状況も全く予測がつかず、収束するまでは時間がかかりそうですね。
働くママ・パパのみなさん、長引く子どもとの在宅ワークも楽しんで過ごしていきましょう!