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ツチブタのひとり夜散歩

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最近の記事

家族機能の外部化・性別役割分業について

まえがき学生時代に書いたレポートを2年越しに改編したので公開します。 家族心理学の授業で「授業の感想を書きなさい」と課されたものなので、まじで感想(思想強め・ほぼTwitter)です。当時21歳の私による一意見として読んでもらえると嬉しいです。 公開にあたって改編しましたが、テーマがデカすぎて「自分の考え、及ばね〜。」と思ったのでこれからもっと本や論文を読んでいきたいです。 色々な考え方、色々な選択、色々な生き方、色々な形があることは理解していますが、ここでは社会一般的な話

    • 2年前の最悪日記

      メモ帳を整理していたらただただ最悪な日記を見つけ、かなりおもろかったので公開します。(今だから公開できる。)読んでいてあまり気持ちのいいものではないです。 今読んだ感想: ふつうに最悪で草。 しかし、この頃の私も愛しています。 これを読んでいる知り合いの方へ: 建前:これを読んでヤバいやつと思ったら関わるのやめてもらって大丈夫です。 本音:ほんとはやめてほしくないし、この日記だけで判断しないでもらえるとありがたいです。自分には良さもあると思うので、関わるメリットがあると思

      • 私生活/東京事変 新訳版リリース時の日記

        【2022.05 大学4年生(就活)の時に書いた日記】 労働者の祭典を意味する5月1日、2022新訳版「私生活/東京事変」がリリースされた。 息の詰まるような生活に折り合いをつける夕日と秋と日曜。目的地はおろか現在地すら見失う哀れさ。それでも…追いつこうと生きる姿勢 、2007娯楽版。 呼吸の仕方を覚え、慣れ親しんだ生活と大人の余裕を感じる2022新訳版。 同じ曲でもこんなに違うのは15年という時間の仕業だろうか。 これ以上言葉にできない。 言葉にするのがもったいな

        • 前向き的休職カウントダウン

          4月。 労働人生2年目がぬるっと幕を開け、はいはいまたこの一年が続くのね、とベテランみたいな独り言を呟く。 会社員としては半人前もいいところで、外で通用するスキルのひとつもないどころか、社内製品のひとつもまともに扱えない。しかし一年という期間は、会社のなんとなくの雰囲気を把握するのには十分な期間である。私はもう、ここで頑張った未来も、ここで頑張らなかった未来も大体想像がついてしまっている。勝手に想像し、勝手にがっかりできるなんてなんて優れた才能なのだろう。 若手社員に求められ

          わたしたちへ/カネコアヤノ レビュー

          カネコアヤノ『わたしたちへ』 歌詞全文 まず印象的なのが曲の始まりである。記憶を駆け巡るような疾走感がその後の静寂を際立たせ、思わず聴覚を研ぎ澄ませてしまう。 変わりたい、変われない、代わりがいないすべての「わたしたち」の曲。日常のすぐ傍で生活に寄り添う写実的精神と、概念的な話、輪郭のぼんやりさ、余韻を行ったり来たり 変化のない日々に飽き飽きしているとき、つまらないな、なにか楽しいことないかな、と思う。そんなとき惰性と分かっていながらもお金や時間を浪費し、一時的に心の何か

          わたしたちへ/カネコアヤノ レビュー