愛は時間が育む〜ゲストにもっと気持ちが伝わる4つのアイデア〜
はじめに
はじめまして。CRAZY WEDDING プロデューサーの舞雪です。
なんだかあっという間に日常が終わって、
そして非日常すらも終わっていきそうな気配を感じているこの頃。
きっと人類史上初めて、と言っても過言ではない
「誰かと会う」ことが禁止された時間の中で私が考えていたのは
家族、友人、仕事仲間、担当している(/した)新郎新婦さんのこと。
会えないからこそあなたを想う
会えなくなってからの方が、あの人どうしてるかなあって考える時間も、
対象も、増えた気がする。
会えたらまず何をしよう、何を話そう、ハグでもしちゃう?なんて考えている時間は無限に楽しい。
まるで遠距離恋愛みたいに、会うことが限定されることで、
誰かを想う気持ちってさらに強くなってるんじゃないかなあ、と思うと、
会うことが制限されている今だからこそ、「結婚式」という大切な人に会うことが約束された時間があることの意味を大きく感じる。
(遠距離恋愛していた頃を思い出してノスタルジーに浸っていたら前段が長くなってしまいましたが、以下から本題です)
非日常がくれたギフトタイム
これから結婚式を予定している皆さんには、
等しく大切な人に会えることが約束された時間がある。
そして、直接対面することがまだまだ憚られる今、
大切な家族や友人1人1人を想い、考える時間も多いはず。
そんな結婚式当日までに生まれた、1人1人を大切に想い考えているこの時間を、私は非日常がくれたギフトタイムだと思う。
だから私は、このギフトタイムで気付いた大切な人を大切に想うその気持ちを2人らしい形でちゃんとゲスト1人1人に伝えるためのアイデアを提案したい。
例えばこんな気持ちの伝え方
(1)ゲスト1人1人に贈るお手紙
感謝を伝えたい相手は両家の親御様だけではないはず。
ゲスト全員にお手紙でまっすぐに気持ちを伝える方法。
<用意するもの>
・ペン
・便箋やカード
・封筒
<つくり方>
①手紙の形状を決める
②携帯のメモやGoogleのスプレッドシートで下書きを書き留めておく
③1枚に10分かかる計算で、清書スケジュールを立てる
(挙式当日に手紙を書き上げる新郎新婦さんを何度も見てきました)
④誰に宛てた手紙なのか?お名前を書くことも忘れずに
(挙式当日にセッティング/配布するのがお二人とは限らないので、
正しいお名前で記入することをお勧めします!)
⑤渡し方を決める
・席札として置いておく
・式中に新郎新婦がテーブルラウンドしながら1人1人に手渡し
・(照れくさかったら)送賓時に新郎新婦からプチギフトとしてお渡し
★番外編:CRAZY WEDDINGで実際にあった渡し方(一部)
・ゲストに目を瞑ってもらっている間に目の前に手紙を置き一斉オープン
・コース料理に合わせて一皿につき一言ずつメッセージがサーブされる
・席札のポップコーンを食べ進めると中からゲストへのメッセージ
(2)ゲスト1人1人に贈る似顔絵
上手じゃなくていい、むしろそれが味があっていい。
この絵を見てあの人はなんて言うかな?なんて想像しながら進める準備時間も楽しい。
<用意するもの>
・画用紙やカード
・色鉛筆
(ご希望あれば)・100円ショップのミニ額縁
<つくり方>
①似顔絵の大きさを決める
②ゲストの顔がわかる写真を集める
(この写真集めの時間も、思い出を振り返る大切な時間)
③2人で似顔絵を書く日を決める
(2人であーだこーだ言いながら描いた方が面白い!)
④とにかく描く!
(タイムラプスで描いている様子を撮影してプロフィール映像に使うのもおすすめ)
(3)ゲスト1人1人に贈るビデオメッセージ
この気持ちは文字だけでは届けきれない!そんなあなたにおすすめ。
携帯にURLを保存してしまえば、ゲストがいつでもどこでも見返せる嬉しいプレゼントに。
<用意するもの>
・動画撮影が可能な機材(iphone等)
・撮影場所(お家の壁で十分!)
・QRコード印刷用の紙
<どうやるの?>
①メッセージの分数を決める(おすすめは1分)
②携帯のメモやGoogleのスプレッドシートで下書きを書き留めておく
(1分の映像の場合は300文字程度)
③2人で交互にビデオ撮影
共通の友人へのメッセージは、ビデオを固定してぜひ2人一緒に!
④Youtubeのアカウントを作成し「限定公開」で全部の動画をアップロード
(時間があればアップロードする前に動画の編集をしたり、字幕を入れることもおすすめ)
⑤アップロードして取得したYoutubeのURLからQRコードを作成
(オンライン上で無料でQRコードを作成できます)
⑥QRコードを印刷
A4用紙で複数のQRコードを一気に印刷して台紙に貼るのがおすすめ
QRコード下に名前を記入することも忘れずに・・・!
(4)ゲスト1人1人に選ぶ引き出物
準備期間で悩むものといえば引き出物や引き菓子。
せっかく贈るものなら、ゲスト1人1人に合った物をプレゼントしちゃいましょう。
<用意するもの>
・お買い物の時間(多めに)
・ご自宅で購入したギフトを保管できるスペース
<どうやるの?>
①ご予算をお二人で相談(大事です)
②ゲスト1人1人の最近を思い出しながら欲しそうなもの、あげたいものを想像する
③お二人でショッピングへ。実際に見てイメージとすり合わせながらとにかく買いまくる!
(食品等、消費期限があるものは買うタイミングにご注意)
④一度に買いきれないので、③を何度か繰り返します
⑤お家に溢れるプレゼントでサンタさん気分を味わう
さいごに
気づきましたか?
そう。どの選択肢を選んでも、すごく時間も手間もかかります。
でもそれも、結婚式までのギフトタイムがある今だからできること。「結婚式」という大切な人に会うことが約束された時間がある、あなたにしかできないこと。
会えない時間が長いほど、その人を想う時間が多ければ多いほど、
会ったときの喜びはきっと何倍にも大きくなるはず。
これを見たあなたが、1人1人を想う時間を、
会えるその日をより楽しく思えますように。
菅野舞雪
実は、上記4つのアイデアは私が担当した結婚式で実際に実施したものです。こんな風に、新郎新婦によって全く違うオリジナルの1日をつくっているのが私たちCRAZY WEDDINGです。
このnoteはそんなCRAZY WEDDINGから#これから結婚式を迎えるあなたに届けたいnoteの1つとしてお届けしています。同じように世界に一つだけの結婚式をつくっている15名が、これから結婚式を迎える新郎新婦さんや、まだ見ぬ未来のお客様を想い、心を込めて書いています。
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