書道サークル"知風"ってどんな活動するの?
【はじめに】
はじまして。武蔵野美術大学非公認サークル 書道同好会「知風」の代表、基礎デザイン学科1年のカトウです。今日は知風に興味がある人に具体的にどんな活動をしているのかを、僕の字に対する考え方を含めて紹介していきたいと思います!
どんなことをやっているのかを知っていただけたら幸いです🙋♀️
【①臨書(りんしょ)】
「臨書ってなんだ?」と耳慣れない方もいらっしゃると思いますが、臨書とは
”コトバンクより”
臨(うつ)す(写す)こと。手習い方法の一つで、名跡・名筆とよばれる手本を傍らに置いて、これを熟覧しながらていねいに写す方法をいう。(以下省略)
ということらしいです。僕自身も臨書の意味を調べたことはなかったので勉強になりました笑。
この引用文にもある通り、臨書のポイントは「名跡・名筆とよばれる手本」を使用することです。
小学校や中学校で行われる書初などは、字が上手な人のお手本を使用します。しかし臨書では時代を超えた作品をお手本とする、この点が「臨書」とわざわざ区別している理由だと思います。
知風では、臨書は書道を超え、現在使われている字の基本である捉えて、書道以外にも応用していこうと考えています。
【②タイポグラフィ研究】
なんか美大の授業にありそうな固い名前になってしまいましたが、こちらの「タイポグラフィ研究」では、「フォント(和文)」について理解を深めていこうと考えています。(タイポグラフィじゃないかもしれないですね...)
ちなみフォントとは書体のことで、グラフィックデザインをする上では非常に大切になってくるものです。
「じゃあ、そのフォントへの理解はどうやって深めるの?」と気になった方もいらっしゃると思います。ここで先程の臨書がつながってくると思います。
フォントも文字の一種です。書道の臨書も文字の一種です。フォントのデザインの良さ、美しさの根本には書道の臨書と共通する部分があるのではないかと考えています。
美大ならではの「デザインやアート」からの視点、そして書道の「臨書」からの視点。この2つの視点を用いれば今まで以上に面白くフォントを見ることができるのではないかと考えています。
少し堅苦しいですが、まとめると美術的な視点に加えて、書道の視点も加えてフォントをみてみようみたいな感じです。
【その他(現在はまだ行っていない活動)】
・硬筆 (普段の字がきれいになりたい人はおすすめ)
・書道パフォーマンス (みんなの前で目立ちたい人におすすめ)
・作字 (グラフィカルに字を作りたい人におすすめ)
etc...
僕はやっていませんが、上記のような活動もやりたい方も歓迎です!
書道パフォーマンスに関しては人数がいないとできないですし、コロナの影響で藝祭(文化祭)もオンラインですので今年は行うことができなさそうですが...
このほかにも字に関することで「こんなことがやりたい」という希望があったら全然やっていただいて構いません。むしろ活動の幅を広げたいので大歓迎です!
【最後に...】
なんだが偉そうに書いてしまいましたが、僕は書道のプロでも、フォントのプロではなく、ただ書道とフォントが好きな人です。
この2つは僕がやっていることで、入部したら必ず2つをやる必要はありません。
まだ1年目で活動が定まっていませんがこんな感じでやっていきます。最後に
久しぶりに書道したい!
臨書してみたい!
フォントが趣味の世界をのぞいてみたい!
などとにかく興味があれば大丈夫です!経験は問いません。
未経験で書道を始めるのであれば、僕がサポートしていきます。
こんな感じでみなさんに上手く伝わったかわかりませんが活動説明とさせていただきます。随時メンバー募集ですので、気軽にツイッターのDMまたはメールを頂ければなと思います。最後までお読みいただきありがとうございました!
ツイッター @Mau_shodo
メール mau.shodo@gmail.com