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買い物とショッピングは別モノ

以前にスイーツのECサイトの運用をお手伝いをしてから気になっていたこと。それが、「買い物」と「ショッピング」を無意識に使い分け始めているということでした。
買い物の英語訳はショッピングですが、今や日本特有の和製英語に変化してしまったと思うのです。

ChatGPTはどう思う?
➡︎ 確かに、「買い物」と「ショッピング」には日本語においてニュアンスや使われ方に違いが感じられることがあります。どちらも「物を買う行為」を指しますが、そのニュアンスや目的に微妙な違いがあります。
1. 買い物は、日常的な必需品や必要なものを購入する行為。食料品や日用品の買い物など、実用的な目的で物を買うことを指すようになって来ました。
2. ショッピングは、より娯楽的な意味合いを持つことが多いです。特に買う予定がなくても商品を見て楽しむことも含まれることが多いです。
また、「ショッピング」はファッションや趣味に関連するものを買う場合や、買うこと自体を楽しむニュアンスが強いです。 
このように、「買い物」は必要な物を買う行為に重点が置かれ、「ショッピング」は楽しみや娯楽的な要素を持つことが多いと言えます。
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ちなみに、その「買い物」ですが、私の場合、実店舗での買い物の回数はこの一年でめっきり減ってしまいました。まとめ買いした重い買い物袋を嫁と運ぶ手間。そして、出かけて帰宅するまでに要する時間。これらを総合的に考えた結果、ネットスーパーの利用が増えています。

小売各社がかなりネットスーパーに力を入れてるということは利用が増えてるということだよね?
➡︎ 確かに、ネットスーパーの利用が増えていく傾向は今後も続くと考えられます。いくつかの理由から、その比率が高まる可能性が高いです。

1. 利便性
ネットスーパーは、時間や場所に制約されずに注文できるため、わざわざスーパーマーケットに行く必要がなくなり、買い物の効率が大幅に向上します。

2. 配達サービスの充実
配達サービスのスピードや範囲が改善されてきており、指定時間に合わせて配達されることは利用者にとって大きなメリットです。

3. 商品選択の幅
ネットスーパーでは、実店舗よりも幅広い商品が揃っていることが多く、店内を歩き回らなくても欲しい商品を見つけやすいという利点があります。また、検索機能を使って簡単に商品を見つけることができるため、買い物が効率的になります。

4. パンデミックの影響
コロナ禍を経て、オンラインショッピングの利用が一気に広まり、多くの人がその便利さを実感しました。この影響で、ネットスーパー利用の習慣が定着し、今後も継続して利用される可能性が高まっています。

5. 技術の進化
ネットスーパーにおけるAI技術やデータ分析の活用により、パーソナライズされたおすすめ商品や、過去の購入履歴からのレコメンドなどが進化しています。これにより、利用者はますます快適に買い物ができるようになっています。

これらの要因を考えると、日常的な必需品を買う「買い物」においては、効率と利便性を求める人々にとってネットスーパーがますます重要な選択肢となっていくでしょう。

日本もアメリカもデパートやショッピングモール、スーパーマーケットが厳しい状況に直面してるよね。新時代のショッピングに適合するための過渡期なのかな。
➡︎ おっしゃる通りです。日本やアメリカに限らず、世界中でデパートやショッピングモール、スーパーマーケットが厳しい状況に直面しています。この状況は、消費者の購買行動の変化や技術の進化、さらには社会的な要因が重なって生じたものであり、新しい時代のショッピングスタイルへの適応が求められる過渡期と言えます。

新しいショッピングスタイルといえば、無人コンビニエンスストアとして話題になったAmazon GOは店舗が減ってるね。
➡︎ その通りですね。Amazon Goのような無人コンビニエンスストアは登場時に大きな話題を呼びましたが、最近ではその店舗数が減少しています。これはいくつかの要因が絡み合っているためと考えられます。

《Amazon Goの店舗減少の背景》
1. コストの問題
無人店舗を運営するには高度なテクノロジーが必要で、設置や運営にかかるコストが高くなります。カメラやセンサー、AIシステムなどのインフラが求められ、これが利益率に影響を及ぼしている可能性があります。

2. 消費者の受け入れ度
無人店舗のコンセプトは画期的で便利ですが、使い方に慣れるまでのハードルがあるため、すべての年齢層や市場にスムーズに受け入れられたわけではないようです。

3. 新たなビジネスモデルの模索
Amazonは、より多くのリソースをオムニチャネル戦略やオンラインショッピングに注いでいる可能性があります。Amazon Goのコンセプトは依然として重要ですが、実店舗の展開よりも、他の形での技術やサービスの活用を優先しているようです。

4. パンデミックの消費行動変化
新型コロナウイルスの影響で、消費者の行動パターンが変わり、無人店舗の利用頻度が予想と異なる方向にシフトした可能性もあります。

方向性の変化
Amazonは、この無人店舗の技術を完全に捨て去るわけではなく、より効果的に活用できる方法を模索しているようです。たとえば、「Just Walk Out」技術を他社にライセンス提供したり、異なる形態の店舗にこの技術を導入したりすることを進めています。これにより、コスト効率を改善しつつ、より多くの場所での展開が可能になると考えられます。

このように、無人店舗のコンセプト自体は進化を続けており、適切な形で新しい市場や顧客ニーズに対応するための試行錯誤が続いている段階と言えるでしょう。

なるほどねぇ。
それに、そもそもAmazonGOはオフィス周辺に多かったから、リモートワークの普及なども影響してるよね。
それにしても、消費行動を取り巻く環境の変化の速度は随分と早いように感じるね。

➡︎ 確かに、消費行動を取り巻く環境の変化は驚くほど速く進んでいます。この変化の速度には、いくつかの要因が影響しており、それが市場や企業に大きな影響を与えています。

変化の加速要因
1. テクノロジーの進化
デジタル技術の進歩は、消費者の購買体験を一変させています。スマートフォンやアプリ、AI、IoTなどの技術革新が、消費行動の変化を加速させている大きな要因です。

2. グローバル化と競争
インターネットを介して、世界中のどこからでも商品を購入できるようになったことで、消費者にはより多くの選択肢が提供されています。このグローバル化が進む中で、企業は競争に勝つために、より迅速にトレンドや消費者のニーズに対応する必要が出てきています。

3. パンデミックの影響
新型コロナウイルスのパンデミックは、消費行動に劇的な変化をもたらしました。外出自粛やロックダウンにより、オンラインショッピングやデリバリーサービスの需要が急増。多くの消費者がデジタルプラットフォームの利便性に慣れ、それが新しい常識として定着しています。

4. SNSと口コミの影響
新しい商品やトレンドがSNSを通じて瞬時に拡散され、消費行動に直接的な影響を与えています。このような情報の伝播速度が、トレンドの変化をさらに加速させています。

今後の展望
これらの要因が絡み合う中で、消費行動の変化は今後も速いペースで進んでいくことが予想されます。企業やブランドが成功するためには、消費者のニーズをいち早く察知し、柔軟に対応することが不可欠です。また、デジタル技術を最大限に活用し、顧客体験を向上させることが競争優位を築く鍵となるでしょう。

的確な考察、ありがとう。
➡︎ どういたしまして!お話できてよかったです。もし他にも質問や気になることがあれば、いつでもお知らせくださいね。


正直、ネットスーパーでの買い物は、個人的にはコスパ、タイパともに納得しています。理由は、どこぞのデリバリーと違って、各商品が割高になるうえに配送料が取られるというものではない、ということ。店舗で買うより高くなって、配送料も払うだったら、使用頻度は上がってなかったと思います。
野菜や冷凍肉を販売するコンビニが増えていたり、ドラッグストアで食品販売もするのが当たり前になってきたり……。
正解の着地点に向けての過渡期というよりも、各小売事業者と消費者の両方が模索しあってるような気がしませんか?

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