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ミリ単位の修正⇒検証を毎日まわしていく

こんにちは!
今日は、私の仕事のやり方で大事にしていることについてお話したいと思います。

私が仕事で大事にしていることの1つが、「ミリ単位の修正⇒検証を毎日まわしていく」ということです。

どういうことかといいますと、

仕事の進め方で「何かしっくりこない」とか「もう少し改善が必要かもしれない」と思った時に、「ちょっとだけ修正してみる」ということです。

大幅に改善させるのは大変だし億劫なので、ちょっとだけいい方向に修正してみるんです。

「チリも積もれば山となる」ではないですが、毎日のちょっとした修正が積み重なれば、1年経てば365回の修正ができるわけです。

1ミリが365ミリ、つまり36センチの高さになると考えたら、かなりの差になりますよね?


これは私の本来の完璧主義な性格が影響しているような気がしますが、何か違和感を感じると、どうしても修正したくなってしまいます。


具体的には、

  • TODOリストの管理で「表示が見にくい」とか「管理にモレがあった」となると、それがないように管理方法をちょっと変更する

  • 経営している事業所の運営指標となる数値を管理しているExcel表が見にくかったら、ちょっと修正する

  • メモやノートの管理で抜けが発生したら、管理方法をちょっと変えてみる

  • 従業員への伝え方でモレが発生したら、次はモレが発生しないように対応をちょっと変えてみる

  • 文房具を置く位置を変えると、より効率的に動けそうだったら、置く位置を少し変えてみる

などです。


1つ1つは大したことがないほんのわずかな修正に過ぎないのですが、こうしたちょっとした修正が積もり積もって大きな改善につながっていくのだと信じています。


私は理学療法士なので、それを身体で表した例えに似ていると思っているのですが、

例えば、歩く時に足の付け根である股関節の角度が1°変わると、足の末端の動きは大きく変わってきます。
ということは、股関節の動きが1°よくなることで、歩行スピードが速くなります。
このたった1°の改善が、大きく影響してくるわけです。
特に0.1秒を争うアスリートの方はこの少しの違いが体感として分かるはずです。

股関節の角度が足の動きに大きく影響する



別の表現をすると、「小さなPDCAを高頻度でたくさん回す」ということです。

実行⇒検証⇒小さな修正⇒実行⇒検証⇒小さな修正というサイクルを回すわけですね。


これをやるときのポイントが、「何かもっといいやり方はないのかな?」と常に疑問に思うことです。

「もっと効率的にできないのか?」「もっと楽にできないのか?」という疑問があってこそ、そこから小さな修正のアイデアが生まれてくると思うのです。


そもそも現状に満足していれば、修正する必要性は出てこないということです。


アイデア商品なんかは、「もっと楽にできないのか?」というちょっとした疑問や不満から生まれているものが多いですよね?


よく聞く経営の言葉で、「現状維持は衰退の始まり」といいますが、まさにそれですね。

現状に満足していると、改善していこうという気持ちが起きないので、どんどん周りから取り残されていってしまうのです。


ということで、これからも目の前のことに常に疑問を持ちつつ、毎日1ミリずつでも修正を重ねていこうと思っています。


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ここまでお読みいただき、どうもありがとうございました。


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