徒然に「世界は面白いモノであふれている編」①台湾の行天宮地下の占い横丁
AIによる占いが、ネットの普及で大流行りだ。姓名判断なんかも、名前を打ち込むと即座に「大吉」だの「大凶」だのと出てくる。でも、それってどうなの?といつも思う。
赤ちゃんの名前をつけるときにも、参考にする人が多いとか。でも、せっかく考えた名前でも「大凶」ってでたら、引くよね。情報がありすぎるのも困ったもんだ。こうやってAIによる選別が進んでいくのかしらん。
もともと、占いは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」でしょ。
だからこそ、そこには、占い師と占ってもらう人とのコミュニケーションが重要だと思うのだ。
占ってもらって、期待していたことと違うことを言われても、信用できない占い師だったと割り切れる。占い師のほうだって、本人を見ながら、もし悪い運勢がでても、リカバリーの方法を示すことができる。
お互い相性が良くて、悩みを打ち明けて相談できれば、或る意味、「カウンセリング」効果だって生まれる。
台湾に旅行したとき、行天宮に行ったのだが、近くの地下道が「占い横丁」と言われていて、占いのお店が軒を並べている。ちょっと昼でも、薄暗いので、独特の雰囲気がある。日本語ができる占い師もいるので、観光客でも楽しめる。米粒占いや文鳥占いなんか小道具もいろいろだ。
そもそも行天宮は庶民的なお寺で、参拝客も、熱心にお祈りしていた。
そこで、お参りした後に、この占い横丁に行くと、なんだか、縁日に来たようで楽しかった。
ポップコーンとコーラ買って、映画をみるくらいのお金をだせば、2~3時間は占ってもらえる。そして、この映画のタイトルは自分で、主人公も自分、ストーリーは自分の人生だ。それが面白いかどうかはその人による。
ちなみに、わたしは、占いって、アミューズメントだよねと大変面白かった。
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