あの「才媛」が離婚した…という話
「結婚を後悔する女性はいても、離婚を後悔する女性はいない」
あちこちのいわゆる女性の悩み相談室では、よくそう言われているらしいが、これは本当なのだろうか。
たぶん、実際に相談にきた方のその後を知っている人たちからすれば、かなりの確率で、これは本当なのだろう。
言い換えれば、女性は、後悔しながらでも、結婚生活は続けられるが、離婚した後は、自らを省みて、反省することはあっても、後悔しながら生きていくことはできないということではないだろうか。
それは、この社会での女性の経済的な生きづらさをあらわしているようでもあり、それに負けないしたたかさを現わしているともいえるのである。
やはり、強者は、ひとりでいるときが、最も強いのだと思う。
まして、才媛と称えられるほど、美貌と能力に恵まれているのなら、離婚の決断も早いのではないだろうか。
チャオ・リーインとウイリアム・フォンが離婚を発表し、中国のネットでは大騒ぎとなっているらしい。
「明蘭~才媛の春~」で共演し、その後結婚した中国芸能界のビックカップルの離婚のニュースは、ふたりが、いくら円満離婚を強調しても、その原因を探ろうと、憶測が飛び交うのは無理もないが、ちょっとかわいそうな気がする。
結婚してから、出産して、2年半での電撃離婚だから、ドラマ以上に劇的なのはわかるけれども・・・そこはプライバシーだと自粛すべきである。
わたしのnoteの記事の中で、最高のPV数は、この記事だ。
なぜか、グーグルで、「明蘭~才媛の春」「感想」と検索すると、上位に挙がっていて、そうなると、PV数は跳ね上がるのだということがわかった。
このドラマはとても良いドラマで、二人はお似合いのカップルだったが、ドラマと現実とは、やっぱり別なのだろうな。
チャオ・リーインは、ウイリアム・フォンより、中国では人気があり、次回作も引く手あまたのようである。
なんでも、次回作は、「明蘭~才媛の春~」の制作会社と時代劇を撮るということなので、それも楽しみだが、ちゃんと次回作を決めてからの電撃離婚というところも、なにかこの女優さんの賢さと強さを感じる。
韓国の女優さんも素敵な人が多いが、中国の女優さんも魅力的な人が多い。考えてみると、こういう才媛たちが、百花繚乱のアジアドラマの中核となっているわけで、このコロナ自粛で、鎖国状態で、どこにも行けないわたしの癒しになっているのだ。